内容説明
「構造改革」論の本質を突く。農業・食料にかかわる規制緩和の実態と方向を、国民的立場から明らかにする。
目次
第1章 農業市場問題と国家独占資本主義
第2章 国家独占資本主義と公的規制
第3章 規制緩和政策の展開と農業・農産物
第4章 規制緩和と食料品流通
第5章 規制緩和とハーモナイゼーション―輸入検疫と品質表示の制度をめぐって
第6章 食糧法の問題点と本質
第7章 食糧法システムの破綻と政策対応―「新たな米政策」から「水田農業活性化対策」へ
終章 国民的立場からの公的規制論―その内容と農林漁業・食料への展開
著者等紹介
三島徳三[ミシマトクゾウ]
1943年東京生まれ。66年北海道大学農学部農業経済学科卒業。68年同大学院農学研究科博士課程中退、酪農学園大学、北海道大学農学部勤務を経て、現在北海道大学大学院農学研究科教授(農業経済学講座)。専門は農業市場学
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