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出版社内容情報
妻は化学物質過敏症。愛と闘病の実録漫画。
実際に奥様が化学物質過敏症になってしまった漫画家・あきやまひでき氏による、化学物質過敏症を題材にした日本で初めての本格エッセイ漫画。
あきやま氏はネットアイドルのかおりちゃんと結婚。だが、その頃からかおりちゃんには奇々怪々な拒絶反応が表れ始めたのだった…
かおりちゃんが受けつけられないモノ…太陽光、ローソクの火、電子レンジ、パソコン、電話機、シャンプー、洗剤、ケーキ、排気ガスetc. 果たしてこれは“化学物質過敏症”?この後、一体どうなってしまうのか!?
ビッグコミックスペリオール誌の大人気連載、遂に単行本化!
【編集担当からのおすすめ情報】
化学物質に敏感な方でもできるだけ負担が少ない形で手に取っていただけるように、この本は植物油インクで100%印刷しています。まだ広く認知されておらず、誤解や偏見も多い“化学物質過敏症”について、一人でも多くの読者の方に知っていただければ幸いです。化学物質過敏症研究の第一人者、元北里大学医学部長・石川哲名誉教授(神経眼科学、環境医学)へのインタビューも収録!!
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- 評価
本好きkotaの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
烟々羅
13
連載回数の割に単行本が遅かったのは、化学物質過敏症について専門家・石川哲氏との対談を13ページつけたり、症例である著者の奥様でも手に取れるかもしれない紙とインクで印刷したりといった手続きのせいと想像する。直接には書いていないが、手にやさしい紙で特別の植物油インクだ。連載で、どれだけ工夫しても奥様の過敏症が悪化して近寄れなくなる対象が増えることは多いと読んでいる。著者の、奥様への愛のあふれたこの本を奥様が手に取れますように。 精神性疾患ではないのだが、わたしの知り合いでも日光など過敏症になるひとは (続く2014/05/05
ツキノ
8
化学物質過敏症の妻。発症に至るまで、研究者としての働き方や、そもそも家庭で精神的虐待を受けてきたという歴史に驚く…2015/09/17
蝶々魚
7
借り物。重たい話でした。日常的に摂取、接触する化学物質に過敏に反応してしまう体質になってしまった奥さんとの二人三脚の闘病記を、漫画家である旦那さんが描いた作品。病気の話はさておいても、奥さんの家族が、「本当にこんな親兄弟っているの、もしかして意外とたくさんいるの?」と思ってしまうかなり嫌なエピソードでした。他の方の感想で気づきましたが、確かに被害者っぽい描き方が過剰かもと思うものの、自分がこの病気になったらどうしよう、恐ろしく不便で辛い生活に耐えられるだろうかと考えて、やはり同情的な思いになりました。2014/07/12
DekoSonne
2
化学物質過敏症の奥さんとの日々を綴ったコミックエッセイ。賛否両論あるみたいですが、何の疑問も抱かずに添加物を体に入れたり、化学物質だらけの家で暮らしたりする今の時代を振り返るきっかけにはなるかも。2016/01/23
むさし
2
化学物質過敏症の妻とその夫の話。賛否がある内容だとは思う。この病は端から見ると理解しにくい気がする。それだけに大変だね。ただこういう病気があると発信するだけで意味のある本だと思います。個人的には病気の事より妻の実家の事の方が心が痛かった。2014/10/05