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出版社内容情報
人気上昇中の検屍官シリーズ第4弾!!
死体は雄弁である。殺害方法を語り、動機を語る。時には真犯人をも。第4集収録の「屍に戻れ」「救死方」では、捜査方が検屍技術を駆使して営利誘拐、殴打殺人の真犯人を追う。江戸時代の科学捜査の底力を知れ!!
●内容紹介
江戸時代、奉行所の同心たちは、捜査と同時に検屍も行っていた。「丁寧で子細な検屍が冤罪を防ぐ」という信念のもと、北沢が医師や絵師と共に、死体が語る真犯人を追い詰めていく捕物帖である。
箱入り娘が誘拐され、犯人に金が支払われたにもかかわらず、娘の惨殺死体が発見された。北沢たちの捜査で犯人を追い詰めるものの、逮捕直前に毒殺され…!?(「屍に戻れ」)
撲殺された身重の新妻。以前、その夫と無理矢理別れさせられ入水自殺した女の周囲をさぐる北沢たち。捜査を進めるうちに見えてきたのは、重なった偶然が引き起こした悲しき運命…(「救死方」)
江戸時代の検屍の難しさ、奥深さを浮き彫りにした2作を収録。
江戸川乱歩賞作家・川田弥一郎の傑作小説を高瀬理恵が華麗な筆で描く、大江戸検屍推理譚第4弾、堂々登場。
【編集担当からのおすすめ情報】
検屍部分に加筆修正&増ページしました。ともに120ページを超える、読み応えたっぷりの2作になっています。北沢ならではの丁寧で子細な検屍によって暴かれる、犯人たちの業とは…必見です。
1 ~ 1件/全1件
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竹田の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うめ
13
相変わらず面白い。ちょいちょいデフォルメされた可愛い絵が混ざる様に。ストーリーも面白いけれど、職場の人間関係にほっこりする。直属の上司や同僚、友人に恵まれてますよね。忘れかけていたけれど、そうだそうだ、北沢は投げ縄得意でしたね!2017/11/01
てつ
3
いいなぁ、恰好いいなぁ、物語も面白い2022/05/23
かえる
3
いつのまにか四巻が。原作探しているんですが、なかなか巡り合わない・・・。この作品が好きな理由は、男は男臭く、女は女らしい、その人物描写だったりします。事件が起こり、原因究明のための検屍の描写も大胆かつ繊細で、そして解決または解明にいたるまでのプロセスがとても丁寧です。そして、やはり絵が美しいからこその迫力・説得力が伝わってくる作品だと思います。2014/03/22
公路郎
3
人というのは、いろんな思いを持って生きているのだなと、時代小説を読む度に思うわけですが。この作品でも、なぜ殺してしまったのか、なぜこんな風にしたのかという事を見せつけられる。 しかし、江戸時代でもいろんな殺害方法もあり、また、解決方法があるのだと というところがこの作品のキモだと思う。2014/03/05
yasuko
2
久々の検屍官。今回は本当に身分不相応な恋は、昔なら本当に身の破滅だったんだな。ますます原作が読みたくなってきた。2014/06/19