- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 青年(一般)
- > 小学館 ビッグCスペシャル
出版社内容情報
七人の天才漫画家の豪華な競演。
ビッグコミック創刊45周年に本誌に掲載された巨弾読み切りの
アンソロジー第1弾。浦沢直樹氏、萩尾望都氏、能條純一氏、伊藤潤二氏、
北見けんいち氏、諸星大二郎氏、原秀則氏の渾身の読み切りがオムニバスで読める豪華な一冊。先生達のビッグコミックへの愛情がひしひしと
伝わってくる青年漫画の究極ともいうべき読み応えのある一冊です。
【編集担当からのおすすめ情報】
3月末に水木しげる氏、細野不二彦氏、安倍夜郎氏、太田垣康男氏、
高橋留美子氏、星野之宣氏、なかいま強氏の7名の作家の
ビッグコミック創刊45周年特別読み切りを収録した
本企画の第2弾が発売となる予定です。
そちらのほうも併せてお楽しみください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
22
「ビッグコミック」創刊45周年を記念した特別企画。タイトルには、なんの芸もない。しかし、この執筆陣の豪華さを見れば、こういうタイトルを付けたくなる、もしくは付けざるを得なかった理由もわからなくはない。自身の漫画道と昭和を振り返る北見けんいち、怪獣という日本文化から震災後を透かして描く浦沢直樹、『完全犯罪』以来となる甲斐バンドとのコラボで福島に想いを馳せる萩尾望都、そして独特の民俗学的観点から原発事故後の日本の不穏を痛烈に射る諸星大二郎。どれもこれも、読み応え充分だ。2014/02/28
あたびー
21
浦沢直樹「怪獣王国」は、ほんとに怪獣が来襲して半分廃墟になっている東京にインバウンドが押し寄せる世界。フランス人のおデブな怪獣オタクピエールは初めて訪れた東京に大興奮している。怪獣は度々日本を襲う大災害のメタファーだとするとそれを観光資源に使うってのは本当はありえないはずだけど東北ではちょっとそれやってる…伊藤潤二「盲点のビーナス」UFOオタクの集まりはいつしか美貌の毬子目当ての会になっていた。そして近寄ると毬子の姿が見えなくなるものが続出し…2021/01/30
剛腕伝説
15
何人かの著明な漫画家の作品集。浦沢直樹の名前があったので読んでみた。諸星大二郎、能條純一の作品も面白かった。2021/09/12
akihiko810/アカウント移行中
10
古本漫画。北見けんいち、浦沢直樹、伊藤潤二、原秀則、能條純一、諸星大二郎、萩尾望都の短編漫画集。7.5/10点 「天才たちの競演」というタイトル通りに、ベテラン漫画家たちが夢の競演した漫画集。諸星大二郎が一番面白かった。2巻もあるそうなので期待2020/08/13
よしだ
8
ビッグコミック創刊45周年の特別企画の漫画作品。伊藤潤二、浦沢直樹、北見けんいち、能條純一、萩尾望都、原秀則、諸星大二郎の7人の漫画家の読み切り作品が読むことが出来る。著者自身の世界観を展開する作品もあればメッセージ性の強い作品もあるので一冊で読み応えのある短編集に仕上がっていると思う。2巻も刊行されるようなのでそちらの競演も楽しみだ。2014/03/02