出版社内容情報
激しくもはかなく、そして美しい、命を削る魂のバレエ! 世界に羽ばたく舞姫・すばるの伝説が今、始まる…!!
▼第21話/運命▼第22話/ひとりぼっちの天才▼第23話/未知との遭遇▼第24話/渡れない河▼第25話/不安▼第26話/宣言▼第27話/再会▼第28話/ストリートファイト▼第29話/ストリートファイトII▼第30話/姫君(プリンセス)の帰還▼第31話/迷える子猫▼第32話/神が降りる瞬間●主な登場人物/宮本すばる(双子の弟・和馬の死をきっかけに、本格的にバレエを始める。現在は中3で、プロのバレエダンサーになる決意を固めた)、日比野五十鈴(キャバレー「パレ・ガルニエ」の社長。人生に対するうんちくがあり、すばるに色々と助言する。かつては怪物と称されるほどの、天才バレリーナだった)、熊沢(日本現代舞踊協会の振付家。優秀だが頑固なので、色々なバレエ団に雇われてはクビになる一匹狼)●あらすじ/日本現代舞踊協会の『白鳥の湖』に、コール・ド・バレエ(群舞)の一員として参加し、遂にプロのバレエの舞台を踏んだすばる。和馬が死んでから6年。ようやくたどり着いたこの場所で、踊ることのカタルシスを改めて感じたすばるは、バレエにすべてを賭ける覚悟を決める(第21話)。●本巻の特徴/すばるは本番の舞台でさらなる進化を続け、熊沢たちを震撼させた。その舞台の観衆の一人
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yoshida
79
白鳥の湖の群舞で才能を開花させる昴。昴はバレエで生きていく決意をする。ダメだったときはそれで終わりでいいと話す昴の決意。数馬が亡くなった事で生れた母と昴の確執はこれからも陰を落とすだろう。世界への登竜門であるローザンヌ国際バレエコンクールのスカラシップを目指す昴。ストリートダンサーとのバトルを通じて、踊りの楽しさを改めて見つけた昴はまた一つ成長する。日比野からローザンヌに向けて新しいロシア人のコーチを紹介され、厳しいレッスンを受ける。天才が完全に退路を絶ち高みを目指す。我々はどんな昴を見れるだろう。2016/07/02
wata
28
いきなりローザンヌ!Σ( ̄□ ̄;)ダンサーにとって一番大切なもの…。ジャンルのちがうヒップホップも踊りには違いない!2015/01/24
くりり
21
再読、いきなりローザンヌに向けて始動するが...このままヒップホップに行くのかと思った。2015/01/24
月子
19
[再読]ダンスバトルカッコイイ!!2013/08/19
読み人知らず
10
ストリートでも踊れちゃう。もちろnクラシックとか関係なかったから。すごいセンス。群舞の中からみんなを引っ張る力もすごい。破壊的ダンス2010/11/06