出版社内容情報
「究極のメニユー」作りに挑む、東西新聞社文化部の、山岡士郎と栗田ゆう子。「食」ブームを巻き起こした大人気作！！
▼第１話／食欲を呼ぶ味▼第２話／伝統の底力▼第３話／雄山、退院!!▼第４話／本物のたこ焼き▼第５話／日本全県味めぐり大阪編（１）?（６）●主な登場人物／山岡士郎（東西新聞文化部員。膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当。ゆう子と結婚し、双子の父に）、山岡ゆう子（旧姓・栗田。東西新聞文化部員。夫の士郎とともに「究極のメニュー」を担当）、海原雄山（超高級料亭「美食倶楽部」を主催する希代の美食家。自分に反抗し家を出た実の息子・士郎を勘当。「至高のメニュー」で対決する）●あらすじ／雄山が交通事故にあってから一週間がたった。身体は回復しているものの、肝心の食欲がなかなか戻らない。命の原動力を再び喚起させるため、皆が士郎に協力を頼むが、士郎は相変わらず頑に拒否。そんな士郎に愛想を尽かしたゆう子は、「あなたの、その非人間的な冷酷さには、もう耐えられない」と、子供二人を連れ実家に帰ってしまった。士郎は夫婦の危機回避のためにと、大分県佐伯市にシロウオの取材に向かう（第１話）。●本巻の特徴／「日本全国味めぐり」の第３弾。日本の食文化の根源を探るべく、各地の名物料理、郷土料理を食べ尽くすこの企画。大
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めしいらず
38
究極vs至高、大阪編。もったいつけた割に結末のつけ方は何だか中途半端な印象。色々盛り込み過ぎたりして散漫になっている気がした。「日本全県味巡り大阪編」 と言いつつ、だしで溶いた生地、ソースを使わず焼いたままを食べるたこ焼きは、ケシカランくらいに美味しそう。「本物のたこ焼き」2016/12/03
山田太郎
30
結局このあたりで最終回にしてたらよかったんではないのかと。2014/06/07
活字の旅遊人
29
大阪編の前に大分が続いて、制作側の事情を感じた(笑)。大阪の料理も深いなあ。鯨問題に吠え～る！2021/06/28
ぽんくまそ
7
再読。大阪編。出てくる料理をほとんど知らなかったので料理の一つ一つに感動。ぼくは吹田市生まれだが、大阪府でも淀川より北の我々北摂文化はむしろ兵庫県東南部の神戸宝塚文化と一体化しており梅田よりも南へ行くことは滅多になく、たこ焼きも自分で作れないし祭りの時くらいしか食べないのだ。摂津国河内国和泉国の文化的違いは今でもあり小さい大阪府でも違うものは違う。それはさておき特に河内国八尾市で健康的な郷土料理を学校給食にしたのが素晴らしい。この本でコリアン料理を食すべしと思い安くて品数多くて美味い定食を鶴橋で食したな。2019/12/25
ひじり☆
7
本物のたこ焼き食べたい‼2018/12/26
