内容説明
大岡越前は本当に名奉行だったのか。町奉行、与力、同心、目明、火盗改、辻番、代官…南北に別れる江戸時代の警察裁判を司る町奉行システムから当時の江戸の治安システム、さらには庶民の日常までを紹介・解説する。文化勲章を受章し法制史研究で優れた業績を残した著者が、法制史研究に裏打ちされた豊富な学識を縦横に生かしながらわかりやすく語り、「鬼平」長谷川平蔵が生きた時代を鮮やかによみがえらせる一冊。
目次
江戸の町奉行のこと
江戸町のこと
町与力、町同心のこと
目明のこと
火附盗賊改のこと
辻番のこと
大坂町奉行のこと
代官のこと
御預所のこと
関東取締出役のこと〔ほか〕
著者等紹介
石井良助[イシイリョウスケ]
1907(明治40)年生まれ。東京大学法学部卒業。法学博士。東京大学名誉教授。1990年文化勲章受章。1993年1月12日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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