出版社内容情報
夢六と佳乃おかみの淡雪の如き恋と試練!!
『夏子の酒』『蔵人-クロード-』など、日本酒を扱った漫画作品を描いた人気漫画家・尾瀬あきらによる意欲作も脂の乗ってきた第7集です!! 寄席で憧れた落語家・惜春亭銅楽師匠のもとに入門した惜春亭銅ら壱(せきしゅんてい・どらいち)。しくじり(失敗)を起こし、叱られ、反省し、成長しつつある前座修業ではあるが……第7集では、人気演目の「ちはやふる」のほか、古典名作「鰍沢」や、聴かせ所満載の「不孝者」が丹念に描かれています。落語ファンはもちろん、落語を聞いた事がない人にも落語の内容が分かると評判です。落語監修をつとめるのは今や人気落語家のひとり柳家三三師匠。巻末おまけまんがもあり、雑誌で読んでいるという方にも、ぜひ読んでほしい一冊です。
【編集担当からのおすすめ情報】
「不孝者」は監修をしていただいている柳家三三師匠が得意としている演目ですが、他の落語家さんはあまり口演することがなく滅多に聴くことができません。この一冊で予習をして、柳家三三師匠の落語会で聴いてみてください。落語の世界観が広がるはずです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
10
夢六師匠の高座復帰、銅ら美姐さんの二つ目昇進、新人前座のしょう坊のしつけ。銅ら壱が一度通った道としてのしょう坊と、少し先を行く銅ら美、そしてそのさらに先の存在としての夢六。その間に立つ銅ら壱の、そのポジションでの体験が、噺家としての、そして人としての銅ら壱を強くしていく。情に悩み、情に癒され、情に救われる、そんな銅ら壱の、情そのものが深くなる。2013/09/10
だんぼ
3
夢六師匠が復帰して頑張る姿に、心打たれました。2014/02/02
あさひ.a
2
こうなると、夢六師匠が墜ちていたのも、芸のために必要だったのだと思える。師匠の鰍沢が是非聞きたい。2013/06/01
まーだむ
1
今回は夢六師匠がメイン。銅ら壱も先輩ぶりを発揮して頑張ってはいるけどやや影薄め。頑張れ主人公!2013/05/27
Suwa Yoshinori
1
夢六師匠の話。銅ら美の二つ目昇進話と、ネタいろいろ盛りだくさんです。2013/05/03