出版社内容情報
年収2000万円＋固定資産１億4000万円以上ないとなれない“馬主”。しかし… スペリオール大賞入選作家が贈る、馬に夢を託したサラリーマンの物語。
▼第１話／夢の扉▼第２話／“共有”馬主制度▼第３話／100円の単勝馬券▼第４話／地への想い▼第５話／新しい“仲間”▼第６話／いざ！北海道へ▼第７話／“夢の素”との初対面▼第８話／“競走馬”誕生▼第９話／緊迫のデビュー戦 ●主な登場人物／風間俊輔（競馬をこよなく愛するサラリーマン。まだまだ夢を追い求める29歳）、植田淳（競馬をこよなく愛するサラリーマン。暴走しがちな先輩・風間の歯止め役。28歳）、矢野裕和（風間の高校時代の旧友。中央競馬の知識に関しては、ちとウルサイ）、梅本美香（フリーの競馬カメラマン。美人） ●あらすじ／真菊建設に勤める風間と植田は大の競馬好き。彼らの夢は“馬主”になること。しかし、馬主になるには年収2000万円＋固定資産１億4000万円という資格がいるため、フツーのサラリーマンの彼らにとって、それは夢のまた夢だった。ある日風間は、東京競馬場でキクノサンデーという馬を単勝で当てる。大喜びの風間。しかしその馬は、彼らが勤める真菊建設の会長の息子・菊竹和之の馬だった。さっき馬主ロビー前の廊下で和之にケリを入れられたばかりの風間は…（第１話）。▼競馬で100万円もの大金を手にした風間と植田は、「ＡＢＵＭＩ」というバー
