海は忘れない

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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093867573
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

戦後80年。今、伝えたい渾身の反戦小説

高校2年生の遙瑠は、ある日自転車事故に遭う。目を覚ますとそこは、戦争の爪痕が色濃く残る昭和の世界。一冊の生徒手帳を手がかりに自分が「浜口晴子」という少女になり昭和33年にタイムスリップしたことを知る。
晴子として暮らし、戦後の時代を懸命に生きる多くの人と関わるうちに、誰しもが苦しみ、悶えぬいた現実を深く実感する。令和の時代を生きる遙瑠にとっては歴史上のことだった「戦争」は、普通に生きる人々を巻き込み、その傷跡は決して癒えることがないものだった。晴子としての想い出もたくさん作り楽しく暮らしていたある日、事故により、また令和の時代に戻ることに。
令和に戻った遙瑠は「未来に生きている自分ができることは何だろう」と戦争への認識を新たにし、「伝える人」として歩みを進める――。そして祖父に連れられていった読書会では大きなサプライズが・・・・・・・。
膨大な取材をもとにしたリアリティ溢れる時代描写、生き生きとした昭和の人々の生き様・・・・・・。児童文芸のベストセラー作家が放つ唯一無二の圧倒的な反戦・人間ドラマ。

【編集担当からのおすすめ情報】
戦後80年。証言できる方も減り、戦争が遠い記憶になりつつあります。
だからこそ「忘れてはならない」と声を上げ続ける必要があるし、それがどんなに小さな動きだとしても、動くことが大切だ、と信じてこの作品を今刊行させていただきます。
著者は児童文芸のベストセラー作家。ゆえに大変読みやすく、自然にその世界に巻き込まれて体感できる小説になっています。現代の若い世代にとっては遠い歴史上のことに思える戦争が、いかに「普通の」人々を巻き込み、「ささやかな」幸せな暮らしを打ち砕いていったか。
一人でも多くの方に読んでいただき、「戦争」の絶対悪を感じていただきたい。担当編集として強く強くそう願っています。


【目次】

一章 令和七年
1 疑惑
2 倉田山高等学校・演劇部

二章 昭和三十三年
1 晴子
2 月給二万円
3 軍艦マーチはたからかに
4 戦後は終わったのか
5 時代のにおい
6 本物のデート
7 日本は勝ったかもしれない
8 歴史を変える
9 伊勢湾新聞
10 ぼくらも今に兵隊さんだ
11 戦争まみれ
12 最後の授業

参照 令和七年
1 五日間の冒険
2 ビビアンリー?

内容説明

戦後80年。決して忘れてはならない想い、真実。渾身の反戦エンタメ小説。

著者等紹介

村上しいこ[ムラカミシイコ]
三重県生まれ。『かめきちのおまかせ自由研究』で日本児童文学者協会新人賞受賞。『れいぞうこのなつやすみ』でひろすけ童話賞受賞。『うたうとは小さないのちひろいあげ』で野間児童文芸賞受賞。『なりたいわたし』で産経児童文化出版賞ニッポン放送賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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まる子

21
令和7年の女子高生が昭和33年にタイムスリップしたー。「タイムスリップ=泣けます」という簡単では済まされない物語だった。終戦から13年経つと「戦後」ではなくなるのか…。日本史教師の深見が生徒に教えたのは、戦争により人生を狂わされた人がいた事実。犠牲の上の平和なのか、それを自分で疑い(批判的思考)、考え、行動すること。まだまだ男性優位の時代にはパワハラ、セクハラが横行する中、彼女は声をあげた。ただの戦争物語ではなく、参考文献の数々と謝辞から村上しいこさんの思いが伝わりました。深見先生の授業に感謝。2025/08/02

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