出版社内容情報
現在、Jリーグで、日本代表で活躍している呂比須ワグネル。小さいころから、サッカーボールを蹴り続け、“プロ”と“代表選手”に夢と希望を抱き、様々な挑戦をかさねてきた彼の物語。舞台はブラジル、1977年、ロぺス8歳より始まる。
▼第11?21話▼おまけまんが/Let's Go FRANCE!! ●主な登場人物/ワグネル・アウグスト・ロペス(ブラジル生まれのサッカー選手。小さい頃からプロサッカー選手に憧れる。現在、Jリーグのベルマーレ平塚に所属) ●あらすじ/1987年9月5日、ロペスと元ブラジル代表のオスカーが日本デビューを果たした。しかし、ワールドカップに3度も出場したオスカーが出場するというのに、試合の行なわれる横浜三ツ沢競技場は閑古鳥。覚悟していたこととはいえ、故国ブラジルと日本のサッカー関心度の落差に、ロペスは呆然とするしかなかった…(第11話)。▼ロペスの日本での生活は決して順調とはいえなかった。言葉や生活環境の違い、そしてじん帯断裂という大ケガによる不調で、日産との次期契約も厳しくなっていた。そんなとき、当時二部リーグに所属していた日立製作所サッカー部(現・柏レイソル)から移籍の誘いがロペスに入る。1990年春、21歳のロペスは日立へ移籍。1シーズンで33得点をあげる大活躍を果たし、チームも二部から一部へと昇格、すべてが順調に進んでいた。しかし…(第12話)。 ●本巻の特徴/サッカーのため18歳で来日したロペスが、日本に帰化し、見事に日本代表デビューを果たすま