出版社内容情報
「国立新東京博物館」では超人工知“スーパーE”の研究開発が進行していた。完成すれば恐竜のいた時代をバーチャル体験できる素晴らしい装置なのだが……
▼第1話/「スーパーE」の世界▼第2話/マウス・ブルージング▼第3話/化石発掘▼第4話/クリーニング▼第5話/6月の誕生石▼第6話/宇宙のかけら▼第7話/新七夕伝説▼第8話/歯の秘密▼第9話/ほどほどの秘密▼第10話/大きなツノの秘密▼第11話/スランプ脱出▼第12話/ペア誕生▼第13話/切断不能▼第14話/解放拒否▼第15話/危険回避▼第16話/精神分析医▼第17話/地衣類の警告▼第18話/鳥の文化▼第19話/オオヨシキリの父性愛▼第20話/擬態▼第21話/ウナギの長旅▼第22話/オスの条件▼第23話/したたかな産卵▼特別企画/国立新東京博物館の世界●主な登場人物/森高弥生(K大卒業後、化石収集に魅せられ一年前に「新東京博物館」に研究員兼雑用係として採用された。現在、開発中の人工知能「スーパーE」でバーチャル体験できる唯一の館員。24歳)、館長(78歳だが、名誉館長として職にあり、館員の尊敬を集めている。昔、アインシュタインと学友だったという逸話もある)、理事長(“楽しく遊ぶ”をモットーに、従来の博物館と一線を画するアミューズメント・パークを導入しようとしている革新的な新東京博物館のトップ)、高岡晴美(スーパー