出版社内容情報
名探偵・ポワ朗こと伊達星朗が、朴訥とした容貌とは裏腹に、鋭い視点で難事件を次々に解決していく。戦後の焼け跡を舞台にした本格的推理コミック!!
▼第4話/銀幕殺人(前編・解決編)▼第5話/数え唄猟奇殺人(前編・中編・解決編)▼第6話/呪いの白般若殺人(前編・解決編)▼付録/《第1集小説版》ポワ朗からの挑戦状解決編/《第2集小説版》ポワ朗からの挑戦状 ●主な登場人物/伊達星朗(普段は紙芝居を職業としている名探偵。GHQにも一目置かれている。通称ポワ朗)、クランク・ウェイン大佐(GHQ大佐。ポワ朗から日本語を教わっていたという過去がある) ●あらすじ/いつものように子供たちに紙芝居を見せているポワ朗のところへ、ひとりの女性が助けを求めにきた。彼女の名前は川村郁子。大部屋の女優である彼女は、殺人の容疑で警察に追われている。殺されたのは、映画監督の青田誠。青田の死体のそばには、“いくこ”と血で書いた文字、いわゆるダイイング・メッセージが残されていたため、警察は郁子を犯人と断定しているのだった。しかし、郁子には誰にも話せないアリバイがあった。青田が殺された時刻、郁子は恋人であり大スターである本郷薫と一緒にいたのだった…(第4話・前編)。▼大佐がポワ朗のもとを訪ねてきた。GHQで通訳をしている、神田静という女性の行方を探してほしいというのだ。アメリカ人と日本人の