出版社内容情報
結婚したい男・雅寿と、結婚しなくてもいい女・早苗。結婚とは！？ 男と女の幸せの形とは！？ 現代に結婚観を描くブライダル・コメディー！！
▼第１話／断ち切れぬ思い▼第２話／嵐の前の静けさ▼第３話／初日の危機▼第４話／マリッジブルーの行方▼第５話／説得工作▼第６話／彼と彼女の試練▼第７話／不安からの脱出▼第８話／僕たちの失敗と成功▼第９話／去りゆく人▼第10話／あの人の結婚白書▼第11話／恋人たちの熱い夜●登場人物／紺野雅寿（ブライダル課勤務。素直でまじめな性格）、見城早苗（ブライダル課勤務。機械好きで一見、キャリアウーマン風だが古風なところもある）●あらすじ／別れを決意した雅寿と早苗。これからどんな風に接したらいいのかと迷う雅寿に比べ、早苗の態度は意外にもあっさりしたものだった。そんなとき、雅寿の元へ久しぶりに祥子からの電話がかかってくる……（第１話）。▼アゲハブライダルガーデンのオープンを翌日に控えた夜、早苗は柿枝から食事に誘われるが、彼女の提案で柿枝の部屋で手料理をふるまうことになる。一方、そのころ雅寿も祥子の部屋を訪れていた（第２話）。●本巻の特徴／この第４巻では、アゲハブライダルガーデンの初めての結婚式でトラブルが続出。雅寿は急遽司会を命じられるが、早苗のフォローもあって無事大役を果たす。別れてしまった二人だったが、お互いの存在の大きさを改
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
袖崎いたる
5
結婚に向けた迂回。迂回や足踏みは無駄ではない。その遠回りによって自分の焦りに気づけたり、自分を見守ってくれる存在に気づけたりする。結婚観が乱立しているものの、そのポリフォニーはひとつの結婚のカタチを浮かし立てているようにも見える。2018/03/16
読み人知らず
1
こういう風に元気付けられるのはやっぱり二人の相性があってるからなんだろうね。積み上げた時間と。2007/06/04
