出版社内容情報
▼第135話?第146話/スーパータクシーくん(1?12)
●主な登場人物/丑嶋(闇金「カウカウファイナンス」社長。23歳)、諸星信也(東京のタクシー会社KYタクシーに勤務。趣味は女)
●あらすじ/東京のタクシー会社に勤める諸星は、今日中に売上目標を達成しないと月間ノルマを達成できず、歩合給率を減らされてしまう厳しい状況。だが、期待をかけた“ゴールデンタイム”に銀座、六本木、池袋のどこでも上客とめぐり会えず、やむなく危険を覚悟で歌舞伎町へと向かう。そこで一瞬よそ見をしたすきに、危うく丑嶋の車に追突しかけてしまい…(第135話)。
●本巻の特徴/多重債務を抱える41歳のタクシー運転手・諸星は、同僚の今爺から女遊びの軍資金を丑嶋の闇金で借りようと誘われ、互いが互いの保証人となる相保証で5万円を借りる。だが思わぬ事態が、諸星を地獄の底に突き落とし…!? 「スーパータクシーくん」編を完全収録!
●その他の登場人物/木村耕司(キム。諸星の先輩ドライバー)、今井宏志(今爺。熟練?ドライバー)、新庄祐紀(新ちゃん。新人ドライバー)
真鍋 昌平[マナベ ショウヘイ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゼロ
50
スーパータクシーくん。主人公は色黒の諸星信也(41)。このスーパータクシー編を読んでいて、タクシードライバーになっている人には皆過去があることを思い知らされる。お客の質を求めれば銀座や六本木に行くのも納得であるし、タクシー料金がないから身体で払う女。なぜ、この仕事をしてる?の問いも、仕事がなくなったら生きていけないからしがみついてる。日頃の鬱憤を晴らすために、諸星は15歳の女の子3人と援交をする。最愛の愛娘・沙耶が、売春をさせられたりして、それでも諸星は沙耶のことが大大大大好きだよと言う。結末は何処に。2017/01/07
Hammer.w
14
なるようにしかならない。スーパータクシー編。2019/12/04
ワダマコト
14
取材協力のところにしっかりと都内タクシー運転手の方々との記載。業界についてはやっぱりこれがリアルなんだろうなぁ。2014/07/20
うめ
12
ギャンブルでなければ性産業にお金をつぎ込むかー。なんと言うか、絶句する。2017/06/12
十六夜(いざよい)
11
スーパータクシー編。なんだかどうもこの黒光りの主人公?諸星が好きになれないわー。というか、この話の中に常識人はいないのか?みんなくだらない借金増やして、客の愚痴言って、連帯保証人になっても借金の押し付け合いじゃないか。どうか娘を見捨てるような結末にはなりませんように。ウシジマくん、最近脇役ばかりで出番少ないなー。2019/08/09