フラワーズコミックス<br> 制服ぬすまれた

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フラワーズコミックス
制服ぬすまれた

  • 衿沢世衣子
  • 価格 ¥650(本体¥591)
  • 小学館(2018/10発売)
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  • サイズ コミック判/ページ数 188p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784091670878
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

日常に潜むミステリーを描く珠玉の短編集

「うちのクラスの女子がヤバい」で話題を呼んだ、衿沢世衣子のよみきり集が登場!

月刊フラワーズの名手が描く、日常に潜むミステリーを集めた5編。

【収録作品】
[制服ぬすまれた] ぬすまれたのは、一体なに?
[ワニ蕎麦] 日常に潜む、善意と悪意。
[カラスが鳴くから] どこまでもついてくる記憶――
[鉄とマヨ] 夏の終わり、消えた彼女を探してる――
[ハンドスピナーさとる] バイト先で出会ったのは、ヤンキー美女と殺人事件!?


【編集担当からのおすすめ情報】
月刊フラワーズ、週刊モーニングで掲載された話題作が待望のコミックス化!
日常と非日常が入り交じる5つのストーリーを、ぜひお楽しみください。

衿沢 世衣子[エリサワ セイコ]
著・文・その他

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1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

緋莢

17
プールからあがった後、制服が盗まれたことに気づき、文化祭で使った衣装を着た少女。そんな少女と公園で出会った女性は、話を聞き、共に現場を見て、自分の気づいたことを口にする、というのが表題作。収録されている5編は、どれもミステリ風味があり、中には、かなりバイオレンスなものも。「カラスが鳴くから」がそれで、なかなか良い風で終わったな~と思ったら、ラストのコマのインパクトに言葉を失いました。一方、「ハンドスピナーさとる」も、ヤバそうな雰囲気からのそのオチか!と笑いました(続く2019/01/16

akihiko810/アカウント移行中

11
日常に潜むミステリーを描く短編集。7/10点   表題作は女の子が制服を盗まれる話。かつて同じく制服を盗まれたことのある女警官と制服を探す。犯人が見つかり、女警官の元にも制服が返ってくる。自分が失くしていた青春時代を思い起こす…という話。 昔ツイッターでバズっていたらしい。 他の短編集もミステリ、というか事件仕立てになっていて、衿沢世衣子らしい青春のもやもやを描いた作品になっている。ただ、作品としては普通の出来か。2020/12/05

kenitirokikuti

10
最近手にしていなかったフラワーズコミックス。90年代に『残酷な神が支配する』は買っていた。その後は西炯子などを▲この短編集、中身をチェックせずに買った。意外にも短編ミステリだった。表題作「制服ぬまれた」。育児休暇中の女刑事が、公園でしょんぼりしている少女(なぜかアイドル衣装)に声をかけると、きょうは学校のプールで水泳の自主練習したのだけど、帰ろうとしたら制服が盗まれていて仕方なくいま学祭で使った仮装コスを着ているのだという。聞き流して去ろうとした女刑事は過去に自分も同じ被害にあったことを思い出し…。2018/10/16

れどれ

8
ノンジャンルの神妙。ミステリーだとかノワールだとかジュヴナイルだとかいった既存の遊星の引力にもおもねらず、自らの星をぎらぎら輝かせているその光のまばゆさ! まさしく目がくらむほど面白かった。描かれていない、省かれた場面に世界が広がっている感じ、40ページの短編なのに4000ページ分楽しめる。傑物による傑作短編集。2018/10/30

allite510@Lamb & Wool

8
タイトル告知だけで反響があったという「ハンドスピナーさとる」の、推理している風だけど特に謎を解いているわけでもないという「無用力(無能力?)」ぶりがおかしかった。まさにハンドスピナー的。あと美人ヤンキーはええな。ミステリ風味の短編5編だが、一番犯罪性の無いものが一番良かった。2018/10/20

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