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出版社内容情報
時空を超えるトンネルに挑む少年と少女の夏
夏の日のある朝、田舎の高校生・塔野カオルはある都市伝説を耳にする。それは中に入ると年を取る代わりに欲しいものがなんでも手に入るトンネルがある、というものである。その名も「ウラシマトンネル」。その日の夜、散歩に出掛けたカオルは怪しい雰囲気漂うトンネルを見つける。恐怖を感じるカオルだったが、それと同時に興味を持ってしまう。「もしこのトンネルが本物のウラシマトンネルだったなら…」。
ガガガ賞&審査員特別賞のW受賞を果たした大注目作品のコミカライズ!
【編集担当からのおすすめ情報】
発売直後から話題に上っていた『夏へのトンネル、さよならの出口』のコミカライズ! 不慮の事故で大切な人を亡くした少年と、とある事情で田舎の高校に転校してきた少女が紡ぐ淡くて切ない青春群像劇。原作を読まれた方も再びトンネルの世界に没入できる内容となっております!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
leo18
4
原作既読。描き込みも多いし、キャラも魅力的に描けていて良い。2020/12/22
die_Stimme
3
入ると歳をとる代わりに欲しいものが手に入るウラシマトンネル。高校生の塔野はたまたまそのウラシマトンネルをみつけてしまい、5年前に亡くなった妹のカレンのサンダルをそこで手に入れる。もっと奥に進めばカレンを取り戻せるのでは…という、設定も面白いし、トンネルに入ってどれぐらいの時間で外の時間ではどれぐらい経過するかとか計測したりするのも面白い。絵もきれいでストーリー展開もすごくいい。ひょんなことからウラシマトンネルの秘密を共有することになったクラスメイト花城とのラブコメ要素もあり楽しみな作品。花城さんかわいい。2021/05/29
時エイトグ
0
作り込みが甘く感じる。トンネルのオチもストーリのオチもだいたい想像通りだし、時間経過っていうギミックを活かした展開もない。主人公の不幸と性格形成もありきたりだし、ヒロインも顔がいいだけの中身お花畑の中二病、主人公に惹かれる内容も本心も薄い。キャラクターが薄くて、トンネルを魅力的に表現できないならどこを楽しめばいいのか。一点、画力は不足ない。2023/04/25