- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 青年(一般)
- > 小学館 ヤングサンデーC
出版社内容情報
数えきれないほどの不幸を背負いながらも、全身全霊で真実の愛を貫き通す男・ドンが見せる、切ないほどたくましい青春像!!
▼第66話/微笑▼第67話/あの夜▼第68話/捜索行▼第69話/樹海▼第70話/追う者たち▼第71話/発見▼第72話/痕跡▼第73話/光れる山▼第74話/刺し傷▼第75話/大好きな人▼第76話/転生▼最終話/永遠の地●登場人物/水代 元(みなしろ・げん。愛称ドンちゃん。たぐいまれな画才を持つ青年)、エミ・ゴールドマン(ドン、鉄矢と幼なじみの大学生)、熊川鉄矢(幼いころからエミを慕っている青年。医者の卵)●あらすじ/ドンから送られてきた絵を手にしたまま、路上で冷たくなっていく金子。金子と電話で話をしていた鉄矢は、金子が刺され、瀕死の状態にあることを知る。そして、警察が駆けつけた頃、金子はもうあの世へと旅立っていた……。その夜、鉄矢は金子の遺体の前である決意を固める。全てを捨てて、ドンに会いに行くこと。それが、鉄矢に残された最後の道だった……!(第1話)。▼この巻の特徴/鉄矢の友人たちにより、エミは「山火事事件」の真相を知る。一方、鉄矢は金子を刺したヤクザ・大西に追われつつも、山奥でドンとの再会を果たす。だが、大西もろとも、鉄砲水に呑まれてしまい……! 衝撃、そして感動の最終巻。●その他の登場人物/金子優作(元ヤクザ。ドンと出会い、カ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じょみ
4
一気読み。・・・感想書けない。2018/03/23
koi
3
亡くなられたと知り再読。ラストを読むと不思議と胸が熱くなるんです。ドンちゃんの生き方は真似出来ないし正直損ばかりしている気がして羨ましいとも思わない。でも、それを全く後悔していないあの姿に自分の小ささとか色々見つめさせられる。2012/04/30
澱粉
3
再読。こう信念をもって、強く生きて行けるものなのか、なぜ、そこまでぶれずにいられたのか。考える。2011/11/20
yom
2
ドンちゃんは月のような存在。人間の暗部まで照らしてしまうから、かえって恨みを買ってしまいかねない。でも照らされなければ救われる機会は訪れない。ドンちゃんに関われた人は幸せだなと思う一方で、犠牲なくして人間はやり直す事が出来ないのかと考えると、なんだか重い気持ちになる。2021/10/11
darizaki
2
宮沢賢治の雨ニモマケズを背景とした作品。他者の為に自分の命さえ厭わないドンちゃんは周りの人に何を言われようとも最期まで純粋で自分の中の何かを揺さぶられるものがあった。2013/05/06