感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あるぱか
4
神戸新聞に連載されていたエッセイをまとめた内容でした。天然生活などで神戸での暮らしぶりは拝見していましたが、こちらの方がより詳しく読み応えがあります。自慢するわけでも卑下するわけでもなく、自分にあった素敵なことをただ正直な言葉で綴られている感じで、お隣で話を聞いているような感じでした。高山さんの文章やっぱり好きだなぁと。2024/10/23
椎茸どんこ
3
つづられた日々のちょっとした感動に、ホッとするような切なくなるような、そんな思いを抱きながら読んでました。一人暮らしだけど孤独ではない、周りの人たちと食事を囲んで楽しく暮らせることは「人間」としての根源的な喜びなんだろうな。 いつか作者の東欧旅行記も読んでみたいなと思いました。2024/11/28
名秀子
3
何気ない普段の生活をものすごく大切にされているということがよくわかるエッセイ。高山なおみさんの姿勢をお手本にしたい。2024/11/20
かなあや
3
日々ごはんと同様の綴りだが、時系列しかわからないのでぼんやりしている。けれど、相変わらずの日々は読んでいてほっとするので何度も読み返したくなる。2024/11/02
くりちゃん
3
小さな本に六甲から見える青空の様な色の表紙。日々移ろう季節を五感で感じ、泊りがけで友人に会いにゆき、四季の野菜をふんだんに使った食事、食卓の周りに気の置けないまるで皆親戚のよう。写真や小さな挿絵も好感。今年の三月までの神戸新聞に載ったエッセイ。2024/10/16