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僕の家

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048838573
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

一人暮らしを初めて20年。犬と同居して10年。実は不動産フェチ。奥沢のワンルームからスタートして、お化けの出る家、瀟洒なマンション、原宿の隠れ家、郊外の一軒家、西麻布のマンション、ニューヨークのアパート…数々の家遍歴を重ね、築50年の日本家屋に住んで思ったこと。家はその時期の自分を映し出す。その時、何が必要で何が大事だったのか。自分の立ち位置が見える家…僕が見える家は、今、何処なのか。居心地のいい場所を探して、本日も賃貸物件を散策する。

目次

日本家屋の1年目
はじめての一人暮らし
「おばけ」の出る家
不動産業界を泳ぐ妖しくもチャーミングな人
夏の家
高級賃貸マンション「ラナイ」内覧ツアー
NY City Life
夜逃げ
ご乱心の秋
ニュータウン
「流れ星ハウス」の見た夢
それぞれの家
別れの予感
夢見るように眠りたい
犬との暮らし
西を向こう家
それでも僕は動く

著者等紹介

大江千里[オオエセンリ]
1960年9月6日、大阪府生まれ。ミュージシャン。1983年、関西学院大学在学中に1stアルバム『WAKUWAKU』、1stシングル「ワラビーぬぎすてて」でデビュー。以来、22枚のアルバムを発表。映画『君は僕をスキになる』、ドラマ「十年愛」などに出演し、俳優として、また、パーソナリティとしても活躍している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミエミル

15
★3.0 雑誌でたまたま大江千里のインタビューを読んだのがきっかけで。部屋さがしって、新生活を思い浮かべながらだから、ワクワクしますよね。2017/09/17

ひとひら

6
★★★★日本家屋とのくだりは、切ない恋愛小説を読んでいるかのよう。さまざまな物件を渡り住んだ彼は今どんな気持ちでどんな場所にいるのだろう。家のもつパワーの凄さと大江千里のチャーミングさを感じられる本。2013/12/10

西澤 隆

5
当時What'sInとかの読者にとって大江千里は大看板の一人。セブンティーンのグラビア話など彼のデビューの頃はかなり徹底して「音楽をやるアイドル」的に設定されたことがわかる。渡辺美里も谷村有美も岡村靖幸も…そういう面は少なからずあったはず。ストレスあっただろうなあ。渋く寒く不便な都心部の日本家屋の静かな時間の流れ方。案外とがちゃがちゃした部分もあるハイソな不動産めぐりの話しとしっとりした日本家屋が馴染んでいく日々との落差、そして心の変化にずいぶんと「読まされ」ました。NYでのジャズ生活の随筆も読みたいな。2021/05/08

てふてふ

5
著者のことを全く知らず、でも楽しく読めました。家って見るのは好きだけど、あまりきちんと考えたことはない。小学校の頃は、友達と忍者屋敷や欧州のお城みたいなのをデザインして遊んでいた。日本家屋に生まれ、大学入学以来4つのマンションに住んできたけれど、心惹かれる家って変わらないみたい。日当たりと風通しが良く、清潔感があること。実家に帰ると子ども時代がすぐ隣に来て、気が付くと現実世界から連れ去られてしまう。次に引っ越すときは、味のある日本家屋も良いなぁ・・・って大人になったな、私(笑)。昔はリビングに憧れたのに。2013/07/16

さくらんぼ(桜さんと呼んでね)

3
エッセイだけど退屈だった…2005/01/01

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