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出版社内容情報
▼第60話/プラネタリウム▼第61話/なんとなく夢を▼第62話/誰かの願いが叶うころ▼第63話/夢▼第64話/きづいてよ▼第65話/約束の海▼第66話/冬がはじまるよ▼第67話/突然▼第68話/言えないよ▼第69話/泣かないで恋人よ▼最終話/星の降る街
●主な登場人物/堤恒太郎(東京の進学校で留年が決まり、進級のため日本海沿いの田舎町にある氷見ヶ丘高校に転校してきた青年。17歳)、一ノ瀬渚(恒太郎の居候先・宮本家の隣に住む17歳の高校生。元バスケ部レギュラー)
●あらすじ/氷見ヶ丘高校の文化祭。受験前の時期だけに、3年生はほとんど参加しないのだが、恒太郎は天文部のプラネタリウムを手伝っていた。その日の終了後、恒太郎は訪ねてきた渚と2人きりでプラネタリウムの星空を見ながら、ある決心を伝える。それは小沢先生のような「星の先生」になるため、今から理系に進路変更するというもので…(第60話)。
●本巻の特徴/地学教師になるという夢を見つけ、受験先変更を決意した恒太郎。そして渚もまた、諦めかけた看護師への道を再び思い描いて…。ふたりの将来は? そしてふたりの恋の結末は? 感動&感涙必至の完結巻!
●その他の登場人物/小沢(氷見ヶ丘高の地学教師
シリーズ完結巻!
原 秀則[ハラ ヒデノリ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
地下鉄パミュ
5
若干ネタバレな表紙カバー(笑)。堤くんの親が強烈でした。自分の子供とは言え人生の邪魔をしてはいけないと思う。堤くんがようやく見つけた将来への道なんだから応援してあげようよ。強烈な親だったから最後は救われた気がしましたけど。原先生の描く漫画はドラマ化すると良さそうな物が多い。人間の喜怒哀楽をしっかり描いているからでしょう。時には緊張感のあるシーン、時には人の暖かさを感じさせるシーン、やはり良いです上手いです!読んでいない作品もありますので時間を見つけて読んで行きたいと思います。真面目な感想も書くんよ笑笑2020/01/14
123456789wanko
3
ベッタベタです。でもそれでいい。そう思える物語でした。小沢先生の「大丈夫、いくらでも道はありますよ、堤くんが星のこと好きならね」という台詞は本当にそう思う。自分の身を振り返っても、目標を達成する道はいくつもあるというのは非常にしっくりとくるところです。2013/03/20
といさま
3
【最後のドタバタ感が惜しい】星4つ。ザ・昔ながらの恋愛ストーリー、という感じではあるが、山あり谷あり、登場人物の心情も非常に自然でとても読みやすい。そして、グイグイ次へと引っ張っていく力量は素晴らしい。が、ようやく気持ちが通じ合い、将来への道も見出し、頑張って頑張って、その結果…があれでは、駄目でしょう。最後にもう一つの障壁だとしても、そこは丁寧に描いてほしかった。それが無理なのであれば、せめてハッピーエンドで終わってほしかった。最後の最後で非常に不満を覚える作品だ。2011/11/01
aicocc0
2
昭和な物語という印象。とはいえ、やはり感動する。それは多分、人が感動する普遍的な「何か」が描かれているから・・・かな。私は、母親が娘の進路を思って取った行動に涙しました。そんなことされた経験はないんだけど(笑)。登場人物たちの愛ある行動が、とても素敵で。優しい気持ちになれました。2012/01/15
とやまっこ
2
連載時に途中までしか読んでなくてずっと気になってましたが、ようやく最後まで読むことができました。びっくりするような事件もあったりしますが、いい感じでよかったです。氷見や高岡の町並みもいい味出してるし。映画も是非見たいです。ちなみに、最終話は「星の降る街」とひらがなじゃなく漢字になってます。2011/04/16