出版社内容情報
●痛快&爆笑ヒーローが大暴れ!!●
時速91キロで空を飛び6600倍のパワーで大活躍!!
「小学館コミックス」掲載の全15作品!! ★は初めて単行本に収録される作品です。
★ウラトルPを観たい(小学館ブック67年03月号)/レイ・カーの秘密(小学館コミックス67年04月号)/ねらわれたパーマン(小学館コミックス67年05月号)/映画にでよう(小学館コミックス67年06月号)/ワニザメ船長(小学館コミックス67年07月号)/母恋いパーマン(小学館コミックス67年08月号)/水爆とお月さま(小学館コミックス67年09月号)/エベレスト決死行(小学館コミックス67年10月号)/かなしい勝利(小学館コミックス67年11月号)/パーマン西遊記(小学館コミックス67年12月号)/お客撃退法(小学館コミックス68年01月号)/金密輸団を追え!(小学館コミックス68年02月号)/くるわせ屋(小学館コミックス68年03月号)/ ★四月バカ(小学館コミックス68年04月号)/ ★パーマンとあたらしい友だち(それゆけ!郵便番号67年春季号)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
からかい上手の高木さんそっくりおじさん・寺
10
小学生時代以来の再読。懐かしいし面白い。私にとっては最高のヒーローはパーマンかも知れない。格好良くて可愛い。島本和彦の解説もナイス。2012/07/05
ぐうぐう
5
いわゆる超人としての特殊能力を持つパーマンは、この5巻に収録されているエピソードのように、水爆というリアルな兵器すらとも対峙する存在としてある。と同時に、嫌なお客を家に入らせないためというささやかすぎる問題にも、その能力を使ったりする。この不思議と日常の隣り合わせな親近感こそ、藤子漫画の真髄なのだ。2010/01/26
ホームズ
4
みつお君もがんばってますね~(笑)パーマンとして活躍しながらみんなに認めてもらえない悩みは毎度(笑)2号が西遊記に影響されているのが面白かった(笑)巻末資料のパーマンの正体も良かった(笑)2010/01/29
チューリップ
3
エイプリルフールに色んな人に嘘をつかれてそれを信じてしまったり逆に本当の事なのにこれは嘘だ!って疑ってしまうパーマンが面白かった。巻末のおまけで郵便番号導入の漫画があって時代を感じた。あとパー子の正体は匂わせるだけで本編では明かされていなかったんだとびっくりした。2015/08/24
印度 洋一郎
3
一話のページ数の多いエピソードを収録。ストーリーをじっくり描くので、読み応えのある話が多い。爆発寸前の水爆を大気圏外に放り投げる「水爆とお月さま」、ヒマラヤで人食い雪男の一族と戦う「エベレスト決死行」といったスケールの大きな話や、人間を発狂させる犯罪者が出てくるサスペンスフルな「狂わせ屋」などが面白い。”お母さんに嫌われる”という子供にとって恐ろしい感情をテーマに、親子の情愛とミツ夫のヒーローらしさ(人を助けるために自分が犠牲になろうとする)が光る「母恋いパーマン」も秀作。2010/11/06