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出版社内容情報
天上ウテナは、初恋の王子さまを探して鳳学園の中等部に転校してきた女の子。ところが、この学園の生徒会は不思議な掟に支配されていて…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アイアイ
17
大人になったら最終回の理解出来ると思ったらもっと分からなかったよ。でもアニメも含めすごく好きな最終回。半分くらい番外編。樹璃さま〜!御影と馬宮のBLで締めくくられてたのか!アニメラフのショートカットのウテナ可愛い。▷図書館2016/01/12
こふく
15
少女漫画の域を越えた衝撃のラスト巻。崇拝する篠原千絵大先生には敵いませんが、ウテナ最高。2020/09/27
そばかす♪
12
このSF的な世界観が非常に良いと言うコメで読み始めました。1巻ではウテナが何故鳳学園に途中入学する事になるのかが描かれましたが、プロット変更したのか2巻とのお話のギャップがすごいです。登場人物も主人公以外全部変わります。そこから一気に天空の城やら学校を舞台に次元完全無視のSF話に。全体を通して人の生き様の善し悪しを、様々な対比で見せていると思うのですが、色々な要素を詰め込み過ぎた感じが残念。そして世界的な革命は起きず、戦った少女が一人で背負って終わり。何かひとつでも突き抜けて欲しい何とも微妙な結末でした2015/01/05
コリエル
6
完結。求められ与える王子という存在であることに磨耗していた暁生。そんな彼に否定されながらも、アンシーを救う王子を貫くことを選び、消えてゆくウテナ。たしかに、一説にあるように女性や男性でありながらその性的役割を超越した生き方を体得することこそが世界を革命するという言葉の意味なのかもしれない。意識の変革ということだろう。幾原監督のあとがきを見れば、茨にまみれながらも初志を貫徹する、透明な強さもテーマであったのかもしれない。2019/01/05
もずく
4
1~5巻までほとんど一息で読んだので最終巻レビュー。漫画は漫画でうまくまとめたみたい。これはこれでとてもわかりやすい。わかりにくいのがこの作品の良さでもあるとは思うけれど。 アニメはアニメで盛り上がったし、漫画は漫画で納得できる。何にしても素晴らしい作品だったと思います。アニメも漫画もアンシーの心が動いた瞬間には泣いた。 この表紙のアンシーと裏表紙の馬宮のポーズが同じことに気付いて「ああ……」と思ってしまった。漫画では黒薔薇編は番外編でしかないし、明らかになってないことだったからここで暗示したのかな。2011/09/20