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出版社内容情報
巨匠・篠原千絵の描く本格ロマン・サーガ!
16世紀初頭、北の寒村・ルテニアからさらわれた
少女・アレクサンドラ。
遠く海を越え、奴隷として売られることになった少女が出逢ったのは
ギリシャの商人を名乗るマテウスという青年。
マテウスに買われ、彼の屋敷に連れていかれたアレクサンドラ。
そして、彼女が彼によって教育を施されて
向かった先は大帝国・オスマントルコの中枢、イスタンブル。
「ヒュッレム」という名を与えられた彼女が”献上”されたのは、
オスマントルコ皇帝・スレイマン1世だった---。
「闇のパープル・アイ」「天は赤い河のほとり」の
巨匠・篠原千絵が描く、本格ロマンサーガ、遂に始動!!
【編集担当からのおすすめ情報】
作者がずっと「描いてみたい」と温めてきたひとりの女性の物語。
それがこの作品の主人公・ヒュッレムです。
16世紀、栄華をほこった大帝国オスマントルコ。
時の皇帝・スレイマン1世の寵愛を受け、
絶大な権力をふるったと言われるヒュッレムという女性を
篠原千絵の目を通し、全く新しい大河ドラマとして描いています。
篠原千絵渾身の歴史ロマン、待望の1巻です!!
夢の雫、黄金の鳥籠
篠原 千絵[シノハラ チエ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
86
スレイマン一世の妃が主人公。無料立ち読みで読了。わかりやすい悪意を見せるライバルはあっさり倒されますな。2017/10/01
フェリシティ
53
「天は赤い河のほとり」が大好きだったので、その作者さんの歴史モノということで読んでみました。閉鎖的な空間で繰り広げられる女たちの皇帝の寵愛を巡ってのドロドロ愛憎(?)劇。この日本で言う大奥のような話、嫌いじゃない^^←。皇帝もイブラヒムも美形だ〜(/ω\*)滑り出しからスピード感があり、息吐かせぬ展開です。これは面白そう♪2012/03/19
まるる
48
本屋でたまたま見つけて、オスマントルコが舞台ってことで即購入。篠原先生の作品を読むのは『天は赤い河のほとり』以来。また壮大なお話になるのかな?楽しみ♪2012/11/12
夜の女王
47
☆☆☆ オスマントルコのスレイマン大帝の后妃となったロクセラーナ(アレクサンドラ)の一代記。「天河」に続いての歴史物です。面白い!篠原さんの本領はやっぱり歴史大河ロマンにありますね。続きが楽しみ。唯一の突っ込みどころはP119。イスラムでは同性愛は絶対のタブー。あり得ないから~2013/03/13
流言
40
イスラム文化圏を舞台にした作品が読みたいということで手に取ったが、思いのほか面白い作品であった。アレクサンドラが村落出身で読者同様オスマン帝国の文化に通じていないことで、共に風俗について知りながら物語に入り込めたのも良かったし、イブラヒムからもスレイマン一世からも厚遇されるという都合の良さも少女漫画風の絵柄からある種のお約束のようなものと思わせておいてしっかりと動機があった点も噛み合っていた。女の園の恐ろしさ……といっても可愛らしい嫌がらせ、を見せておいてさくりとヴェータを殺す落差もいい引きになっている。2016/05/21




