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出版社内容情報
文明が滅び、３００年が経過した日本の白虎の村に戦う宿命を背負った少女・更紗が生まれた…!! 愛と冒険のジパング伝説。
沖縄で再会することができた更紗（さらさ）と朱里は、安里（あさと）と運天の政権争いに巻き込まれてしまう。更紗たちは、日本との和平を望む安里大統領側につき彼を助ける。しかし運天の刺客に追いつめられ大統領共々、鍾乳洞へ逃げ込んだ。ナギたちの助けを得てなんとか刺客を倒すことができた更紗。意識を取り戻した大統領は更紗を呼んで、運天との誓いを語り始めた。自分は日本と和解をめざす。運天はそれが叶わない時に、日本と通じて最小限の被害で沖縄を明け渡す。決して沖縄を灰にはしない、そのためにはどちらかが残ればいいと。一方、海上では、元赤の王の艦隊が沖縄に迫る。対する朱里は一計を案じ…。 ●収録作品 ＢＡＳＡＲＡ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
002
15
運天の事情とかわかって、泣けたー。自分だけが背負うなんて‥沖縄にはほんとに悪い人はいなかったんだ‥朱里と更紗、また離れ離れ。ここで正体バレなくてよかったー！更紗が、みんなに秘密を打ち明けるところも泣けたーよかったね！！次は東北かー！！日本全国出てくるね！！更紗がいない間、大人しくしてた浅葱。なんか憎めなくなってきた？！2015/11/16
せ〜ちゃん
14
★★★★★ 9巻に引き続き、沖縄でのお話。 日本軍から沖縄を守るために朱里が取った策は、朱里のただの我侭王子では無い、人としての大きさが再認識されたかな？ 「仲間を信じていないのは自分だ」と諭される更紗・・・そして、とうとう更紗は仲間達に自分が本物のタタラでは無いことを打ち明けるのだが･･･。2014/09/10
まぁねぇ
12
運天との会話がきっかけである決意をした更紗。味方の皆に実は自分がタタラの妹更紗で女の子であることを告白。千手姫も船に迎え東北へ。ハヤトどうなったの？2021/12/18
お昼寝ニャンコ
12
電子書籍本。更紗にとって出逢うことが本当に財産になったのは、安里よりも運天だった…(>_<)。切な過ぎる。色んな事情が解ってからは、『えぇ〜、そうだったの〜？(>_<)』の連続で…。そして運天の生き様や人柄が本当に見事で素晴らしくて…(>_<)。私も人生の中で、出来れば死ぬ迄に運天みたいな人に出逢ってみたいと思う。この巻で朱里の人生が新たな仲間と共にまた動き出した。そんな朱里の正体を、更紗は未だ知らぬままのさらなる別れ…(>_<)。更紗の真実が皆に受け入れられ嬉しい。この先の千手の幸せを祈りたい。2016/09/24
椿
12
こんなに一緒にいたのに、更紗は朱理が赤の王と気付かぬまま。やっと、周りの皆に女の子と打ち明けることが出来たね～ホッとしたよ。茶々と恋バナをする更紗が初々しくて可愛らしい。2016/08/23
