フラワーコミックススペシャル<br> ポーの一族 〈1〉

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フラワーコミックススペシャル
ポーの一族 〈1〉

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  • サイズ コミック判/ページ数 496p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784091312198
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

吉田あや

67
ぼくは草笛を吹き 走り 大声をあげて でたらめの歌をうたい …歌 ? 歌…! 歌うように弾け、流れていく言葉のリズムが戯曲のようで、冒頭から心はがっつり鷲掴まれ、凍てついた星のように青い瞳を持つ美しいエドガーに魂をぶん掴まれる。萩尾巨匠、もうわたくし幸せの極みでございますっっ、と床に頭をめり込ませる勢いで素晴らしかったポーの一族。極上の美、永遠の命、底知れぬ恐怖、知り得ぬ謎。複雑に絡み合う連作短編萩尾文学の世界。全身の血を差し出す沸点を持ちつつ続刊へ♡2017/10/20

クサナギ 「読んでる本」=「バイブル本」

15
40年ぶりの新作を受けて、久々に再読。美しくも哀しいバンパネラという生き方。この巻で好きなのはやはり「小鳥の巣」。寮生活あこがれたな~。後にハリーポッターにハマった理由の一つはここから来ていると思われる(笑)「ポーの一族」の最後と繋がってるのも好き。あんな感じて二人がやってくるのを夢見てたなあ。おばさんになっちゃったけど、待ってるよエドガー!そういえば、ドラマCDまだ聴いたことないけど、どうなんだろ……。聴いてみたいような……。2016/06/13

椿

12
再読。「ポーの一族」は色んなバージョンを読んだと思うけど、これは、掲載時の順番通りでカラーページ・扉絵すべてを収録した完全版。一番最初は、1972年3月号。とても美しくて切なくて哀しい。2015/02/14

みよちゃん

11
久しぶりに漫画を読む。ポーの一族のどれかは読んでいたが、ドラキュラの一族としか記憶になく、これを読むと、時代や場所で生きていく、歳をとらないという苦しみや、其々の記憶が交錯している一族が、胸を打つ。2019/06/04

ふーりん

8
図書館で見つけて懐かしさに思わず借りてしまった。私がJKだった頃、リアルで時々読んでいた。萩尾望都さんは福岡県大牟田出身で郷里が近く好きな漫画家だった。改めて読ませてもらうと、掲載順のようで時空の中をエドガーとアラン、メリーベルなどポー一族は変わらず行ったり来たりで登場するが、人間は子どもや大人、老人に変化していき混乱し読み直すこともあった。人物がきれいで繊細で、想像がつかないくらい別世界の物語で面白い。 しばらく萩尾望都の世界にはまりそうだ。2025/02/06

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