少年サンデーコミックス 双亡亭壊すべし 〈第七巻〉

藤田和日郎

小学館（2018/01発売）

• サイズ コミック判／ページ数 192p／高さ 18cm
• 商品コード 9784091280770
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

この屋敷の奥には、まだ見ぬ闇がある…！！

水路を求める亡者を阻止すべく、
液体窒素を爆発させた凧葉、紅ら破壊者達!!
決死の破壊作戦の結末は!?
そして新たに、双亡亭へと入りゆく青一、緑朗。
奇妙な家屋のさらに奥、
誰も立ち入る事がなかった場所で…
双亡亭を建てた坂巻泥努の”闇”が、
遂に姿を現し始める!!


【編集担当からのおすすめ情報】
空前絶後の窒素爆発と、深部で遭遇する新たな敵。
忌まわしき双亡亭を建てた男・坂巻泥努の正体が明らかに…!?


藤田 和日郎［フジタ カズヒロ］
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[sin]

物語は二組の主人公にあい別れて進んできたが、ここに新たな敵、新たな味方を得て次第に集結しつつある。そしてまた彼の地より来たりた存在は、その地にて新たなる怪異と合一したかのようで、ただ単にランゴリアーズのごときエスエフ的怪異とは一線を隔すものであろうか？作者はまた自分達読者を追憶の世界に誘おうとしているようだ！

2018/01/23

[眠る山猫屋]

フロルが助かるのは前巻の次回予告から予測がついていたが、まさか仲間たちの大半が離脱(生存したまま)するとは。犠牲が大きかったから、藤田先生の優しさかな。そして新たな登場人物、残花少尉と帰黒。まだまだ謎ばかりの二人だが、敵ではない様子。双亡亭の中では時間の流れも一様ではないようだし、穢されない人間もいるということか？表紙になった帰黒さんは、人見知りながら奇妙な術を使うし、双亡亭に潜入した理由もまだ明かされない。またちょっと面白くなってきた！

2018/01/22

[鱒子]

泥努 ジョジョ立ちꉂꉂ ( ˆᴗˆ ) アンバランスな手の長さ、捻れた左足が実に良いです。そして、拳で涙を拭う緑朗に胸が熱くなりました。作者あとがきページも良い！この漫画そのものがブックカーズだったのですか！？ ふぢたさん、本当にカッコいい(≧∀≦) すっごくとっても面白かった！！

2018/01/21

[ホシナーたかはし]

内容を読み、カバーの色と人物名の色が、本作初めて一致したことに気づきました。人知を超えた力を得れば、それ相応の代償を支払うのが藤田先生の特色。それでも、たこはさんの表情は衝撃的でした。謎の画家が名乗った時、ジョジョ立ちしてる！しかも格好良い！

2018/01/18

[exsoy]

一区切り。絵描きの正体は想像してた人とは違ったけど、まぁそうよな。双亡亭壊すべし。

2020/10/04