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出版社内容情報
大人気企画「うしおととら風雲録」も再現！
伝説の「獣の槍」を操る少年・うしおと、五百年ぶりに解放された妖怪・とら。この不思議なコンビが贈るハイパー伝奇ロマン！！!
第18巻は第49章「獣の槍破壊」、第50章「とら」、第51章「降下停止、浮上」を完全収録！！
藤田 和日郎［フジタ カズヒロ］
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GM職員
20
「ちっ…どうにも…。どうにもよ…背中がスースーしやがる…」日本列島を縦断し破壊の限りを尽くす白面に、ひとり挑むとら。砕け散った獣の槍の破片が潮に見せる昔話。とらと白面の因縁。VS白面。憎しみが人を強くする─そうかもしれない。怒りや憎しみは、時に高効率・高燃焼性のエネルギーとなるとは思う。でも、それは燃えている間に、自分の心や体も焼いてはいないか。潮の目を覚ましたのは、大切な相棒の夢。記憶を取り戻した仲間達。あいつならきっとやってくれるさ…あの時みたいに。うしおととらなら！希望が恐怖を打ち払う。2020/01/19
本木英朗
11
VS.白面戦、中盤戦だる。うしおととらには、麻子や真由子、光覇明宗、そしてたくさんと人たちや、東と西、それぞれの長をはじめたくさんの妖怪たちが、白面との闘いに参加するのよねえ。さあ、あとはうしとととら対白面！といったところか。そして次が19巻である。どうなるのかが見ものだなあ。ではでは、また。2020/06/24
新天地
5
この巻はとにかくシャガクシャの悲運に涙する。花を植える話は『スプリンガルド』にも共通していて、その作者の姿勢に打ち震える。「口の中に隠れていれば安全」の設定と伏線が作品全体に対してものすごく効いている。この巻の終盤の展開は、今までの辛かった分だけ熱くて最高のカタルシス。2016/12/18
ミキ
3
やっと上がった反撃の狼煙。この週末で最後まで読もう！2017/09/09
チューリップ
3
最終決戦に向けて盛り上がっているなあと感じる。とらと白面の者の因縁が語られるのだけどヘビーな話だったな。長飛丸とか呼ばれていたから元は日本の人かと思っていた。ラーマがシャガクシャを見る真っすぐな強い瞳は潮に似ているし流が潮に対して感じてたような事をシャガクシャも感じてたんだろうなと思った。潮の事を忘れていたみんなが潮を思い出すシーンは王道な感じなんだけどそれまでが辛かったから良かったなあと思う熱いシーンだった。次くらいで完結なのかな。2016/11/05
