内容説明
本書は、自然の色の特徴や色彩科学、日本の伝統色や世界の美術の謎など身近にある色彩の“ふしぎ”にせまる。
目次
1 自然の色(花の色はなぜ美しいの?;保護色って、何? ほか)
2 色を知る(色って何?;目のふしぎを試そう ほか)
3 日本の色(いくつ知ってる?日本の伝統色名;「重ね(襲)の色目」って何? ほか)
4 色を探る(美術史の中の色の意味は?;美術の歴史を色彩でたどってみよう ほか)
著者等紹介
末永蒼生[スエナガタミオ]
「色彩学校」主宰、色彩心理研究家。子どものころから絵に親しみ、美術活動を続ける。いっぽうで、幼児から中学生までが自由に表現できる場「子どものアトリエ・アートランド」を30年にわたって主宰。その活動を通して、色彩の好みと人間の心理状態との関係を探る色彩心理の研究を深め、博士号を取得。現在は、「色彩学校」で講義をするかたわら、色の効果を活用して、社会人のストレスをやわらげたり、高齢者が元気になるためのカラーセラピーなどの活動を行っている
江崎泰子[エザキヤスコ]
「色彩学校」プロデューサー。雑誌や本の編集者として仕事をするかたわら、ギャラリー運営を手がける。1989年からは、末永蒼生とともに色彩心理を中心に色彩のことが学べる「色彩学校」を運営。現在、東京・大阪をはじめ各地で、中学生から70代まで多くの受講生が学んでいる。講座の中では「伝統色」を担当。日本の色彩文化の紹介に努めている
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