- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 少年(中高生・一般)
- > 小学館 少年サンデーC
出版社内容情報
遺産相続絡みで命を狙われる少年・勝と彼を助けるためにからくり人形を操る女・しろがね。二人を中心に始まった熱血曲芸活劇、開演中??
▼第1話/からくり?白金・白銀(バイジン・バイイン) 第13幕 自動人形急襲▼第2話/同第14幕 復讐連鎖▼第3話/同 第15幕 あの御方▼第4話/同 第16幕生命の泉へ▼第5話/同 第17幕師父撃拳▼第6話/同 第18幕 一時閉幕▼第7話/幕間I?最後の頁▼第8話/幕間II?ギイインザナカマチ・サーカス▼第9話/幕間III?<しろがねピンチ>イン ザ ナカマチ・サーカス▼第10話/幕間IV?そしてまた開幕ベル●主な登場人物/加藤鳴海(人を笑わせないと死ぬゾナハ病に苦しみながらも、勝を守るために戦う中国武術の使い手。人形破壊者“しろがね”として戦う道を選ぶ)、才賀勝(遺産相続絡みで命を狙われている小学生。今は仲町サーカスの面々と行動を共にしている)、しろがね(勝を守ることで自己存在を維持している美女。機巧<からくり>を操ることができる。勝同様、今は仲町サーカスに身を置く)●あらすじ/ミンシアにポツリポツリと自分の過去を語るルシール。そんな2人の前に、パンタローネと彼が率いる自動人形(オートマータ)の一団・チャイナドールが現れ、またしても壮絶な戦いが始まる。その頃、梁、王、鳴海は、残された書物を通じて、「生命の水(アクア・ウイタエ)」の
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
流之助
21
再読。梁先生の活躍回。自分のために戦うことと、誰かのために戦うこと。そして、満足して死ぬこと。これらが、作品のテーマとして常に読者に問いかけ続けていることだと思う。梁先生はその体現者。ここまで苛烈に生きてきたのだから、自分の生は自分の思うがまま全うさせろ、と語るその軽妙洒脱な表情がとてもかっこいい。しかもすさまじく強いし。鳴海、ワン、ミンシアに活をいれ、後の世代へしっかり命のバトンを受け継がせた。無駄な部分がそぎ落とされ、しかし不器用な部分も持った梁先生のキャラがすごく好き。それにしても勝、野暮だね。2018/02/22
ホシナーたかはし
6
再読。リャン師父は、薬ですぐ能力を得た「しろがね」に対する、「数百年、代々の技術を研鑽してきた」代表なのかもしれません。万能薬に頼らず、己の生を生きる。何と難しい事か。すぐ退場してしまったけど、やはりインパクト最大です。2016/06/05
むきめい(規制)
5
それぞれのキャラクターの関係性が見えてきたな。2017/03/11
チューリップ
3
鳴海の師父かっこいいなあ。しろがねではない生身で自動人形を倒せるの凄い。鳴海が師父の前では子供っぽいというかいつもと違う表情見せているのは信頼関係というか付き合いの長さを感じる。ギイは仲町サーカスに拾われてしろがねと再会。勝が2人の関係にモヤモヤしているのだけど自分がしろがねを取られたのではなくてギイの登場によって鳴海からしろがねを取られたと思っているのがなんかいい子だなあと思った。そしてギイだけが知っているものは何なのか謎も出てきて気になる。孫とは思わなかった。2016/12/10
chago
3
鳴海復帰と勝としろがねの仲直り回。鳴海は師匠の活により復帰……!やっぱり記憶の混濁はしちゃうよね。勝のしろがねへの嫉妬は「お姉ちゃんがとられる!」じゃなくて「お母さんがお父さん以外と仲良くしてる…!」という苛立ちだったのか。はじまりの物語の終わりは、金へと続く物語のはじまりか。2015/06/21