出版社内容情報
国語教師歴50余年吉永先生の国語指導入門
「国語力は人間力」で、京女式を大ブームにし、ノート指導、しつけ、板書・発問、ほめほめ言葉で、国語指導の基礎基本の大切さを提唱した京女式。
その根本にあるのは、著者自身の教員時代の国語指導の経験の蓄積である。
一朝一夕には学べない国語指導の根幹を、自身の失敗経験も含めて、教師生活50余年で培ったノウハウと子どもと接する心構えを、わかりやすく丁寧に著した。
国語授業の考え方、具体的な板書やノート指導法、子どもの発達にあわせた言葉の学習のポイント、学習指導案(3年「モチモチの木」、6年「鳥獣戯画を読む」)など、国語指導の真髄を紹介します。
入門期の国語指導のポイントも具体的かつ詳細に解説。子どもの本音など、授業を通した子どもの心情を紹介。子どもの心をしっかりつかむ授業に役立ちます。
経験の浅い若い先生だけでなく、経験豊富な先生にも納得できる、吉永幸司先生直伝の国語指導歴50余年の国語指導入門書です。
【編集担当からのおすすめ情報】
既刊『学年別 吉永幸司の国語教室』、『語い力を育てる指導法のアイディア』『新採教師必携!新任教師力』とあわせて読めば、教師としての国語指導のありかた、深みが大変よくわかるでしょう。
教師必読の1冊です。
目次 2
はじめに 4
第1章 国語指導の基本がわかる 5
1 国語力は人間力 6
2 国語教師と国語の授業 10
3 子どもの発達と言葉の学習 23
4 国語の授業で大事にしたいこと 29
5 授業力の基本とは 40
6 楽しい授業・わかる授業をつくる工夫 57
7 吉永流 学習の成果を自覚させる授業
「『鳥獣戯画』を読む」を例に ライブ 64
第2章 一年生の国語指導 基本のキ 73
入学時の国語指導 74
授業における学習習慣と「しつけ」 78
入門期の書くことの指導 82
本が好きな子を育てる1年生の読書指導 86
教科書の使い方・活用の仕方 90
教材の読み方・授業の仕方 94
考える子を育てるワークシート・ノートの指導 98
考える力を育てる発問と板書 102
楽しい国語授業をつくる 106
1年生で育てる国語力のキーワードは、「丁寧」110
授業の落とし穴 114
コラム 読解力を育てる 123
あとがきにかえて 124
京女式シリーズ PR 126
奥付 128