出版社内容情報
鳥取大学附属幼稚園での3年間にわたる貴重な実践をもとに、これからの指導計画のあり方を提案。今改訂を受け、より子どもに添った21世紀に続く指導案とは、どうあるべきかを解説。
同じ子どもたちに3年間にわたっていろいろな先生方がかかわった貴重な指導計画。そこには本物の子どもと保育者とのふれあいがあります。子どもたちの葛籐があります。年齢にそったそれぞれの育ちがあります。そしてその指導計画には、子どもたち一人ひとりには適切な、そして全体には適当な援助と環境という今改訂の基本が息づいています。 また3歳児、4歳児、5歳児と年齢別に月案が11か月分(8月は夏休みのためありません)、計33例もあります。年齢別に調べたいとき、月ごとに調べたいときなど、保育者の知りたいニーズに合わせて活用できます。さらには年齢ごとにその年齢のポイントと留意点があるので、その年齢ならではの特徴もつかめます。年齢を通して読んだあとにもう一度読めば、理解度はより一層密になること間違いありません。 「はじめに」を鳥取大学教授・前附属幼稚園長の油野利博先生が、「国立の附属幼稚園の意義」を鳥取大学教授・現附属幼稚園長の新倉健先生が書かれています。最後は座談会「幼稚園教育のこれから」で、園の先生方全員が抱負を述べています。
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