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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
18
☆ 本の装丁を生業とする片桐甚八は、ふとした事から、この世ならざるモノ達との繋がりを持った。日本画家の原田織座(はらだおりざ)は一部でリアルな幽霊画を描く事と不気味な物を蒐集している事で有名で、「オバケ先生」とも呼ばれている。あの世の者を引き寄せてしまう甚八と、あの世の者から避けられる織座。甚八は織座に助けてもらう代わりに、手にした不気味な物を差し出す。この二人のバディもの。不気味な物語ですが、絵柄もストーリーも好みで惹かれます。甚八がゲイだという設定が今後どうなるのかによっては好みが分かれるかも。2023/05/02
しましまこ
16
作家買いしたら、オリオリスープの素敵じいさまと片桐先生じゃないですか!ヤバすぎるじいさまと人外に翻弄される片桐青年が楽しい。早く次巻を。2023/04/20
まさみ
14
美男な老紳士&ゲイの中年装丁家のコンビが新しい。バタートーストやカツ定食など庶民的な飯テロも充実。日常描写とホラーの緩急が利いており、怪異の描写がしっかり怖いのが良。写真の話は抱っこされてた幼女の無事が気になるので続編期待。いるのにいない隣人の話はぞくっとした。生活音の答え合わせがちょっと意外で好き。そうかー猫の声は赤子かー!エピソードの着眼点が面白く、オカルト好きが描いてる漫画と感じた。「百鬼夜行抄」「かるかや」シリーズ好きならきっとハマる。YJ連載だしこの先もブロマンスバディ路線でいくんだろうな2023/05/12
駒場
13
今のヤンジャンここまで描かせてもらえるんだ!?という驚きのあった百鬼夜行抄的漫画。そんなに怖くはないが、顔の見えない隣人、というのは都会に住んでいるといくらでもいるわけですが、現代におけるそういう存在の気持ち悪さみたいなものがずっと流れている怪奇譚8割、残りの2割は、聞いて驚け「爺BL」である。全体的に渋い。こういうのがメジャー雑誌から出てくることに意義があると思うので、応援し続けたいと思った2024/04/05
マツユキ
12
ある出来事から、あっちの世界と縁付いてしまったハチと、オバケ先生と呼ばれる日本画家の物語。日常に(食事大事)、ふと現れる非日常の表現が面白く、オバケ先生もミステリアスで、ハチさんの恋も含めて、続きが気になります。2023/07/10