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出版社内容情報
今は昔江戸の世、キリスト教の信仰を禁じられたこの時代 切支丹屋敷と呼ばれる転び切支丹たちを収容した場所があった。 取り締まりが激甚を極めた時代は過ぎ去り 屋敷の従僕丈兵衛は平穏に暮らしていたのだが 自らを祓魔師と名乗る伴天連、庵藤如が屋敷にやってくると 次第に奇怪なことが起こるようになって……? その“闇”に近づけば、もう引き返せない――
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
39
幕末、隠れキリシタンの子として、牢獄のような屋敷から出る自由もなく暮らす主人公。人間の業が在るところには“悪魔”も居り、人の善性(?)や倫理観に揺さぶりをかけてくる。そんな光景を目の当たりにしながら生きねばならない主人公の息詰まるような葛藤。何処に行き着くのか全く読めないジャンプ+の異色作。2026/06/08
Toska
18
時代劇ホラー漫画の秀作。思い切ってデフォルメされた、かわいらしさすら感じさせる絵柄だが、これを巧みに使って静かな恐怖を描き出している。とにかく演出が抜群に上手い。兵部に取り憑いた悪魔が正体を現す場面などはゾクゾクする。「そなたは誰かな」「それを訊いてどうする」といった台詞回しの緊迫感。他の作品からは大胆に画風を変えているらしく、これも一つの画才と言えるだろう。こんな作家がいたとは。2026/06/19
にぃと
10
キリスト教が禁止されていた江戸時代が舞台。なので単なる悪魔との対決だけでなく、幕府によって迫害された結果悪魔憑きとなってしまった人やその係累などの描写があり、絵柄から想像できないレベルでハードで恐ろしいがそれでも読み進めてしまう、何度でも読んでしまう面白さ。というかこの内容で劇画、リアル寄りの作画だったらガチで怖すぎて読めなかったかもしれない。2026/06/06
螺旋地帯
6
不気味さと表情が好き。情の厚い白井殿が癒し2026/06/06
ゆらゆら
6
面白い……次巻への引きでわくわくするあまり笑ってしまった。文字に頼らないさりげない心理描写も見事。悪魔が表に出てくる瞬間の肌が粟立つような空恐ろしさと、誰にも必ずある心の傷口に爪をかける悍ましさと、幾千の踏みにじられた魂の行きどころのない恨みが畳み掛けてきて目が離せない。白井殿と祐天上人が癒し枠。2026/06/05




