ジャンプコミックス レッドフード 〈３〉 真実の本

川口勇貴

集英社（2022/03発売）

• サイズ コミック判／ページ数 176p／高さ 18cm
• 商品コード 9784088830315
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

合宿要塞アイアンワークスでの試験も佳境。ベローら受験者の全員合格には皆の協力が必須だが!? そして試験後、『灰の魔女』と組合が謎の行動をとり…。さらにベローの前に死んだはずの村長が現れ、世界の驚愕の真実が明かされる!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[のれん]

作者の矜恃が見えた最終巻。 場当たり感が強かった他キャラだが、活かせなかったことは中々辛いものがあっただろう。 グリム関連は温めたかった要素だろうに、速攻でピンチになり主人公と絡めることがほとんど出来なかった。 ラストの童話要素も村長の経緯が省かれ、戦闘ギミックも短縮されてしまった。 読み切り版以外に後日談も描かれており、物語誕生がテーマと分かる。そのテーマの究極形がメタフィクションだったわけだが、逆算し過ぎたのは惜しい所。 キャラデザだけでなく、テーマの一貫性には魅せるものがある。次回作に期待したい。

2022/03/07

[歩月るな]

完結巻。エピローグ回の描き下ろしはあるだろうと思っていたので待っててよかったなぁ。小難しい事をやっていた結果なのだろうけれど、連鎖を断ち切ることが、世界をあるべき形にするって事なのかもしれないなら、当然、この世界も続いていくことになる。こうして一つの作品を葬送って、さて悪者になった気分も悪くはなかっただろう。もちろん読切版『レッドフード』も収録。物語はここから始まった、という言葉が額面通りだけでなく受け取り方次第にもなる。――では、物語を始めようか。

2022/03/06

[毎日が日曜日]

★★★　完結。結構面白いと思っていたのに打ち切りかー残念。

2022/03/14

[せんまいだ]

エピローグあって本当にありがとうございます。読切版だと大人グリムもかなり可愛い寄り。ジャンプだと新海っちゃん以来にセンスのささる作者だったし、最後まで楽しめた。矮小な人類が巨大な存在に立ち向かう構図が好きなのかな。自作も期待

2022/03/06

[Tyun_9170]

2021年30号~49号