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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
兵士O
12
この漫画は僕から言わせれば、どす黒いオーラが作品の細部からも漂っていました。自分のことをブスと言って殻に閉じ籠っているのはまだいいとしても、そのヒロインが、好きと寄ってくる彼氏に、SFの話になると相手のことを考えず饒舌になるのもとても不快になるし、そんなヒロインら登場人物に上から目線で舌打ちする眼鏡っ娘にも全く共感出来ませんでした。だからこそ、すべての作中のキャラクターに強烈な存在感がありました。でも「バーナード嬢曰く。」は本が好きというテーマで共感出来たのですが、何っスかね、こんなに嫌いなのも久しぶり。2020/11/07
ごぅ。
11
陰キャ女子が陽キャ男子に告白されての物語。コンプレックスとネガティブの多重連鎖コメディ?女子側の思いと男子側の思いがまったくかみ合わない、その間に錯綜する自意識たち。周りを固める面々とのつながりも合わせ技でじわじわおもしろい。肝心要はタイトル。本当それな。。2019/08/19
みやしん
11
自分の心は自分にしか解らない。ネガティブが乱れ飛び、正面衝突も土手っ腹にぶっ混んでもいるがニュートリノ並みにすり抜ける。なぜコンプレックスを抱いているのか彼氏に説く彼女の友人・無自覚に彼女を傷つけていた事を反省する美人幼馴染み・彼女が好きで理解しようとするが気持ちは理解しようとしない彼氏・ネガティブの泥底から叫ぶ彼女・女子力高めのブラコン妹。自分の感情に正直であるだけでは物事は必ずしも好転しない。18歳以下の少年少女達がコンプレックスの荒波にのたうち回る。2019/08/11
佐武尊(さたけそん)
7
なかなか重い漫画だ。イケメンな北見君に告白されたのに、過去の苦い記憶から悪い想像ばかりしてしまうミヤの様子はギャグでもあるし、悲劇でもある。 安倍さんは北見君がミヤを好きな事に嫉妬して嫌がらせ、ミヤは容姿に恵まれた安倍さんに嫉妬し、北見君は安倍さんがミヤを攻撃する原因を作ってしまい、ドロドロだね。 「金があっても手に入らないものは・・・金がなかったらもっと手に入らねえんだよ!」 ミヤの叫びには何度も頷いた。 「女子高生の人間関係に対する想像が親戚のおじさんレベルなのはどうかと思う」も的を射た言葉だ。2020/06/10
空金
5
私もブスで悩んでるから主人公の気持ち凄くわかる。どれだけ可愛いって言われても過去にブスって言われた記憶が消えないのは何故だろうね。それだけブスって言葉には不思議な破壊力がある。最初は主人公だけが性格拗れてるのかと思ってたけど登場人物全員拗れてるな、これは。ギャグはパロディ物が多く若干スベリ気味。2020/02/25
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