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出版社内容情報
ローマの執政官の一人センプロニウスはハンニバルの才を軽んじ、トレビア河を渡り敵陣へと攻め入ってしまう。渡河で体力を消耗した歩兵を待ち受けていたのは、ハンニバルの恐るべき戦術だった──。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マリリン
21
お互いを探り合うハンニバルとスキピオの攻防戦がおもしろい!ローマの国事情も戦いを複雑にしているのか。老将軍の手腕は如何に。2019/01/06
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
14
ハンニバルからの負け戦にローマ軍の対応は後手後手に回り、史実どおりに描かれるのだろうからこの先はわかっているとはいえ、どう逆転していくのか、負け戦を最小限に済ませるという勝つためでなく最悪に負けないというのを実践したからこそ、ということになるんだろうなぁ2013/05/05
眠る山猫屋
13
平民執政官センプロニウス。イヤな奴が反省するさまは痛快を通り過ぎて切ない。ハンニバルに食い下がった彼も、やはり肩を列べるには及ばす。本当にハンニバルを止める者はいないのか!? いたっ!! ガイウス、君ならばっ!!綺麗なガイウス、汚いガイウス、合体してローマを守って〜2013/07/23
aisu
11
トレビアの戦い。象さんが…。なかなかマンガならではの迫力と視覚的に見れて戦の構図がわかりやすい。でも人物の書き分けが…兜を被るとさらにわからなくなる…。トラシメヌス湖畔の戦いもローマ軍敗北。2015/05/02
marutin
10
最初はオカルト的なカリスマ性の持ち主だったハンニバルが、ずいぶんと人間らしくなってきて良し。スキピオが即座に相手の戦法を逆用し、味方を絶滅の危機から救うところは、これぞまさにスキピオと思わせるエピソードで、未来の名将の片鱗をうかがわせる。きれいなガイウスと汚いガイウスには笑った。ストーリーの合間にギャグを挟む余地が出てきて、作品全体にゆとりと奥行きが増したように思える。難点は、スキピオの性格設定に揺れが見られることか。ハンニバルのイメージが鋼鉄の偉人で定着し始めたのに対し、スキピオはまだ模索中という感じ。2012/06/28
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