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出版社内容情報
「私たちだけは私たちを許すの」
消えたアイドル・雨宮花恋。名も姿も変えても、その過去は彼女に新たな試練を──!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
43
【結局、女性アイドルって、女の若さを利用した戦略ビジネスじゃないですかぁ】5年ぶりの続刊というのに、どこにも作者の言葉は無いのか……。だが、それは置いておき、このような内容の漫画を『りぼん』に掲載し続ける集英社編集部の見識を、わたしは高く評価したい。今巻の堀内光の言動に、“性的なこと”で学友たちに揶揄われ続けた『カラ兄』のアリョーシャを見た。白眉は、光が魂の叫びを発する場面。「俺は『男』なんかじゃない。俺は俺になりたいんだよ。…全部“俺たち”がやらせてることだ。だったらやめられるのも俺たちだけだ」と――⇒2024/11/03
活字の旅遊人
28
休載期間が長かったからか、以前ほどの注目を集めない中での第3巻。何が本当なのか分からなくなっていく展開だけど、それがリアリティーあるなあと思える。でも作品としてみればモヤモヤと迷走している感が否めない。光の心理と行動も同様。本当のことは本人しか知らないし、内面的な点は本人だって気付けていないんだろうな。そうするとやはり、教育や環境、経験に基づいた解釈の問題に帰結するように思う。であれば美玖にいろいろ言ってもなかなか響かない。干渉し合わないという方向に進んでしまうのが現実か。さあ、物語はどうするのか?2024/12/04
どあら
27
妹から借りて読了。ちょっと読むのに疲れました…。2024/10/22
トラシショウ。
23
「俺は・「男」なんかじゃない・俺は俺になりたいんだよ・⋯全部「俺達」がやらせてる事だ・だったらやめられるのも俺達だけだ・そうだろ」。前巻より承前、性被害にあった(らしい)長栖未玖と、彼女を庇い結果的にそのパートナーの様な扱いを受ける堀内光。その姿に当惑するかつての人気アイドル雨宮花恋にして現在は男装で本名の神山仁那。アイドルである事を止め、ただ自分らしくありたいと願った彼女の気持ちは宙吊りにされたまま、事態はより渾沌としていくが。五年間の休載期間を経て待望の連載再開、ではあるけれども(以下コメ欄に余談)。2024/10/05
ぐうぐう
22
そもそも『さよならミニスカート』は、複雑な物語だった。アイドルがスカートを捨てる、というわかりやすい設定を利用しながらも、ジェンダーの問題をステレオタイプで語ろうとはしない志の高さが、結果として複雑な物語を形成していた。そしてそのことこそが、本作の魅力であったはずだ。5年ぶりの新刊において、性被害が虚言だったなどの捻りはあるものの、それによって導かれるのが既成の論の枠を超えないものであれば、そこには失望しかない。(つづく)2024/10/06
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