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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gongxia
1
ずしっと心にくる短編集。2016/09/24
miporin
0
小沢真理初期の頃の短編集。最初の2作「道草の日」と「胡桃」は心の奥がひゃっと冷たくなる怖い話。最後の1作「恋愛の柄ボーダー」は、読後ほんわかした気持ちになった。「かすがい」になれなかったことを責められているようだった、という、離婚した夫婦の子供の気持ちが描かれているが、私は「お前がいるせいで離婚できない」と言われながら夫婦不和な家庭で育ち、それがずっと辛かったので、状況が違えば子供の心に残る傷も色んな形になるのだなと改めて思った。2015/08/06
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