出版社内容情報
小野不由美原作の大人気小説を『青の祓魔師』の加藤和恵が漫画化! 住居に纏わる怪異を営繕屋・尾端がいとも鮮やかに解決に導く。怖く、そして優しい至極のホラー短編を全六話収録!
内容説明
優しくて、怖い。大人気ホラーエンタメ小説が漫画化!!
著者等紹介
小野不由美[オノフユミ]
12月24日、大分県中津市生まれ。京都大学推理小説研究会に所属し、小説の作法を学ぶ。1988年作家デビュー。『残穢』は13年第26回山本周五郎賞を受賞。20年「十二国記」シリーズが第5回吉川英治文庫賞を受賞
加藤和恵[カトウカズエ]
第59回手塚賞準入選受賞作『僕と兎』(「赤マルジャンプ」2000 SUMMER掲載)にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aquamarine
57
普段はコミックスのレビューは上げないんですが、とっても良かったので記録。尾端さんは私が想像していたのと造作が少し違うんですが、少し読み進めると全く違和感はなくなりました。きちんと間取り図を描いて小野さんの確認をとられたというだけあり、家や部屋の絵の細やかで美しいこと!小さな備品のひとつひとつまでうっとりです。原作を通じて持っていた雰囲気もそのままで、怖さや切なさが同じように、いや、想像の数倍になって戻ってきました。原作一冊分丸々コミカライズされていて大満足の一冊。2024/10/16
雨
48
青エクの加藤先生によるコミカライズ。尾端さんのイメージがピッタリで好きです。原作2巻を積読してるから早く読もう。2022/11/04
Koichiro Minematsu
43
家でおきる怪異。小野不由美氏の醍醐味ですね。残穢といい、この小説版も読みたい!2022/11/05
ネムコ
41
原作の雰囲気を上手く出しているなぁ、と感心した。原作には書かれていないキャラたちの造形を決め、動き方や表情を絵にする。それが仕事と言ってしまえばそれまでだけど、加藤先生はこのお話と相性の良い書き手であると思う。特に大工のお爺ちゃんがイイな。それとちょっと太めのお坊さん。尾端さんはちゃんとフツーのおにいちゃんだったし。二巻も、出たら買ってしまうかも。2022/12/30
あたびー
37
営繕かるかやの第一巻がまるっとそのままコミカライズされています。巻末には間取り図付きでウレシイ!!ストーリーを忠実に追ってくれただけでなく、舞台となった海辺の城下町の風情が本当によく再現されています。それとプロ仕様の道具や仕事着などの小道具がカッコイイ!ジャンプスクエアに連載されていたようですが、その弐も続いているのでしょうか?絶対出してもらいたいです。原作は続いてますので。2024/10/11
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