河出文庫<br> 世界の歴史〈14〉明と清

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河出文庫
世界の歴史〈14〉明と清

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  • サイズ 文庫判/ページ数 376,/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784309471730
  • NDC分類 209
  • Cコード C0122

内容説明

中華を唱える明朝と満州から興った清朝、その交代のうねりに中国社会の本質を探る。

目次

明帝国興る
中国主義かアジア主義か
内閣政治の明暗
洪武百年
奔放な時代
揺れ動く中華
明朝、斜陽の大平
明、清の交代
アジア世界帝国の成立
民族主義の分岐点
大いなる時代
五族共存体制

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

かんがく

14
明と清の通史。農本主義をとるも、商業の発展の中で銀の流通が進んだ明。生まれた地方によって派閥が形成されて対立していたことに注目。他にも宦官と官僚の対立、皇位を巡る対立、異民族との関係など明のグダグダさがよくわかる。それを読んでからだと、ヌルハチから乾隆帝までの清がとてもしっかりして見える。中華と夷狄という考えは中国史において絶対に無視できない。2018/12/23

OKKO (o▽n)v  80%

6
【修論提出記念読了登録祭り】お役立ちを大いに期待して購入したがあんまり身が入らず。というのは大航海時代のダの字がうっすーい明清史だから。中国史における大航海時代はそんなに軽いものなのかい?? 研究アプローチの違いかそれとも時代か? ◆本書は小説ではないが、小説を研究に使うのは非常に危険なこと。その意味で例えば陳舜臣が関与する中国史などには注意深く接することが必要とは思うが、陳氏はそのへんもおそらく理解していたと拝察。研究者の論考集めた明史の編纂とかしてるからね。で、陳氏は大航海時代に注力するお立場である2019/01/18

苑田 謙

3
本巻も面白い。この頃の中国から溌溂としたエネルギーは感じられないが、なんだかんだで登場人物がキャラ立ちしてる。官僚機構を刷新するため大本営(軍機処)を内政に応用した雍正帝とか、歴史のお勉強で一番退屈させられる制度ネタでさえ個性が光る。2016/07/01

がんぞ

3
支那大陸は広い!、口コミや部族のスケールでは周知統一できず、知識人=士大夫の協賛を得なければ政権=王朝とならない。制度は変われど租税が国家の基だが、官僚に清流(科挙合格者)と濁流(宦官)があって皇帝の寵を得ようと暗闘、気持ち悪い世界。騎馬民族の脅威につねにさらされていることもあろうが。歴史の転機には不思議に朝鮮が絡む、付いた方が負ける。有能でなければ権力を取れないが、康煕帝のように有能すぎると官僚は個人的蓄財に走るジレンマ。“漢奸”と言われれば反論できない中華思想意識が20世紀の汪兆銘政府にも障害となった2014/12/05

電羊齋

2
明清史の基本的な流れを押さえつつ、文化史、経済史、周辺諸勢力の動向にも目配りが行き届いている。特に著者の専門分野の清朝史に関する記述が出色。原著は1969年出版とかなり古いが、明清交代期の中国及び周辺の情勢、清朝内部の派閥、権力闘争、山西商人と清朝の関係など現在から見ても興味深い問題を数多く取り上げている。本書の内容は、その後飛躍的発展を遂げた明清史研究の状況から見れば、修正すべき点も見られるが、全体的には未だ色あせていないと思う。2017/03/14

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