屁理屈と哲学

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屁理屈と哲学

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  • サイズ B40判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087881318
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

精選した123個のパンチライン・格言(アフォリズム)・寓話・断片などから構成される、反=自己啓発の書。
大ヒット『言語化するための小説思考』に続き、手に取りやすい新書サイズで刊行!

【収録内容】
■東京大学理科一類から文転・博士課程中退を経て直木賞作家になった著者が、二十代で得た知見と思想
■東大大学院の修士論文で、最新AIの課題にも通じる「チューリング論」の一部抜粋
■直木賞受賞作にあえて収録しなかった幻の未発表原稿
■SNSで凄まじいバズを起こし、ネットミームにまでなった一節《「東京」というゲームが存在する》と、その炎上への考え
■様々な賞を受賞した大作&傑作のエッセンスを堪能できる、パンチラインの抜粋……etc.

デビュー前から現在まで、小川哲が書いてきたあらゆる文章を、リミックス/マッシュアップした、前代未聞の哲学的断片集。

【目次】
一、「東京」というゲームが存在する。
(=ゲームに関する23の断片)

二、現代は「メンタル神経」の時代である。
(=屁理屈に関する19の断片)

三、哲学者は三つの旅をする。
(=哲学に関する16の断片)

四、嘘はナイフだ。
(=嘘と神に関する18の断片)

五、いつか君たちは大人になる。大人になれば私のことは忘れる。
(=記憶と時間に関する22の断片)

六、どうしてSF作家は未来を予測できないのか。
(=SFと作家に関する25の断片)

○あとがき

本書は言わば、「小川哲、切り抜き集」「小川哲、名場面集」「小川哲、最高の瞬間」「小川哲、神回集」みたいなものだ。(…)
たかだか数百キロバイトの文字情報から、読者が豊かな世界を感じとり、およそ言語では表現できないような感動をする。そんなことが可能になるのは、読者がそれぞれの豊かな人生を歩んできたからだ。有限な文字の並びの中に自分の人生を投影し、無限の世界を誤読する――それこそが文章を読む喜びであるとも言える。
(「あとがき」より)

【プロフィール】
小川哲(おがわ・さとし)
1986年千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年「ユートロニカのこちら側」で第3回ハヤカワSFコンテスト〈大賞〉を受賞しデビュー。2017年『ゲームの王国』で第38回日本SF大賞、第31回山本周五郎賞を受賞。2022年『地図と拳』で第13回山田風太郎賞、翌年同作で第168回直木三十五賞を受賞。同年『君のクイズ』で第76回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門を受賞。他の著作に『嘘と正典』、『君が手にするはずだった黄金について』、『スメラミシング』などがある。


【目次】

内容説明

「東京」というゲームが存在する。精選した123のパンチライン・寓話・アフォリズムからなる、反=自己啓発。

目次

一 「東京」というゲームが存在する。
二 現代は「メンタル神経」の時代である。
三 哲学者は三つの旅をする。
四 嘘はナイフだ。
五 いつか君たちは大人になる。大人になれば私のことは忘れる。
六 どうしてSF作家は未来を予測できないのか。

著者等紹介

小川哲[オガワサトシ]
1986年千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年「ユートロニカのこちら側」で第3回ハヤカワSFコンテスト〈大賞〉を受賞しデビュー。2017年『ゲームの王国』で第38回日本SF大賞、第31回山本周五郎賞を受賞。2022年『地図と拳』で第13回山田風太郎賞、翌年同作で第168回直木三十五賞を受賞。同年『君のクイズ』で第76回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ケンイチミズバ

72
頭もよい変人とか小説家にはもってこいじゃないかな。哲学なんてそもそも屁理屈だと思う。回りくどい。子供の純粋な気持ちの呟きが美しい文学に聞こえることも哲学に思えることだってある。哲学じゃ食っていけないけど、なくても何も困らないけど。美しい言葉とかはあった方がいい。それが好き。言い出せばキリがないが建築も絵画も写真も映画も哲学。経理や営業も哲学。お笑いも哲学かも知れない。嘘は確かにナイフだわ。冒頭の「東京」というゲームが存在する。が、勝手に炎上したらしいがそれでこそ哲学。自分の哲学を持つことはいいことだね。2026/09/14

Kanonlicht

70
タイトルがまさにその通りで笑った。著者がこれまでに書いたさまざまな文章から、編集者が厳選した名言集。小説はもちろん、書評や解説、エッセイ、はては修士論文からも抜粋されているのは、ファンとしては単純にうれしく、また、幅広い媒体の文章を同一に並べることで、著者の一貫したポリシーのようなものも感じられる。『地図と拳』の文章はさすがにわかるけど、出典一覧を見て、「あの作品かと思ったら、こっちだったか」というものもあり、答え合わせも楽しかった。2026/09/08

まつうら

28
あとがきを読むまで、小川哲の著書であると信じていたのだが、これは小川哲の著作に基づく二次著作であることに驚く。なのに小川哲の著作としているのだけれど、集英社さん、これでいいんですか? 稲葉さんと長瀬さんが本当の著者でしょう!? さて、二次著作と知って改めて振り返ると、たしかに見たことのあるようなフレーズがいろいろ出てくる。でも、小川哲はアラン・チューリングに言及していたのだっけ? あれれ?と思って出典を確認すると、なんと修士論文となっていた。知らないはずだ。でもとても読んでみたい!2026/09/10

Tαkαo Sαito

25
頭の良い人の文章読めるだけでマジで楽しい。小川さんの文章に気持ちが救われる人は多いと思う。改めて小川さんのスタンスは斜め45度、積極的な斜め45度、主体的な能動的な斜め45度という感じか笑2026/09/16

ちぃ

20
小川さんの切り抜き集。読んだ記憶のない「地図と拳」の一文があって、巻末をみたら未発表原稿だった。その他にも論文や書評からの抜粋もあって得した気分。小川さんの書く文章が好きなのでなんでも読みたい!「啞然」がおもしろかった。2026/09/11

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