ジャパン・ホラーの現在地

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ジャパン・ホラーの現在地

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  • サイズ B6判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087881042
  • NDC分類 147
  • Cコード C0095

出版社内容情報

今、なにが怖い? 人気作家、TVプロデューサー、映画監督、配信者など、日本のホラー文化最前線のクリエイターたちとともに考える論考集。

目次
1章 今、テレビだからこそ出せる「怖さ」 ーー大森時生
2章 『近畿地方のある場所について』が明らかにしたヒットの要件 ーー背筋
3章 文字の怪談、声の怪談 ーー黒史郎
4章 インターネットで語られる怪談 ーーかぁなっき 煙鳥
5章 回帰と拡散のホラーゲーム 2015-2024 ーー向江駿佑
6章 汲めども尽きぬ「民俗ホラー」という土壌 ーー澤村伊智 飯倉義之
7章 ほんとにあった! 心霊ドキュメンタリーの世界 ーー寺内康太郎 心霊ビデオ研究会
8章 透明な私 ファウンド・フッテージの作り方 ーー梨
9章 ブームからリバイバルへ ホラー漫画の40年 ーー緑の五寸釘

【電子版特典】
テレビ東京60周年記念式典で開催されたイベント『祓除』についての座談会「『祓除』とはなんだったのか」(大森時生氏、寺内康太郎氏、梨氏、背筋氏)を収録。
※電子版のみの特典となります

内容説明

今、なにが怖い?トップクリエイターたちによる白熱の議論が展開!ヒット作品に共通するファウンド・フッテージ形式とは?実話怪談とホラー小説は何が違う?今見るべきフェイクドキュメンタリー。「祟り」「生贄」みんな大好き民俗ホラーな作品群。日本のホラーの最前線がわかる論考集。

目次

1章 今、テレビだからこそ出せる「怖さ」
2章 『近畿地方のある場所について』が明らかにしたヒットの要件
3章 文字の怪談・声の怪談
4章 インターネットで語られる怪談
5章 回帰と拡散のホラーゲーム 2015‐2024
6章 汲めども尽きぬ「民俗ホラー」という土壌
7章 ほんとにあった!心霊ドキュメンタリーの世界
8章 透明な私 ファウンド・フッテージの作り方
9章 ブームからリバイバルへ ホラー漫画の40年

著者等紹介

吉田悠軌[ヨシダユウキ]
1980年生まれ。東京都出身。怪談・オカルト研究家。怪談サークル「とうもろこしの会」会長。実話怪談の取材および収集調査をライフワークとし、執筆活動やメディア出演を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

144
日本におけるオカルトやホラーの現況について映像や文学、ゲームに漫画など各分野のクリエーターとの対談で浮かび上がらせる試み。それぞれの媒体では次々に新作が生まれ活況を呈するが、ディープさが増す一方で連携はほとんどない。誰もが知るヒット曲がなくなったのと同じく、自分の好きなホラーを楽しみたいとのデジタル化社会特有の現象が見える。ジャパン・ホラーとくくれるものがあるのか、却ってあいまいになってしまった。また劇場公演も行われテレビで取り上げられるほど人気の怪談師について、完全に無視しているのは片手落ちではないか。2025/10/02

mittsko

15
吉田悠軌無双のインタビュー集。対談相手は、テレビ、小説、怪談、ゲーム、研究者、モキュメンタリ、漫画などのトップクリエイタたち。そりゃ当然、文句なしに面白い…!(*´ω`*) 怪談一般を文化として、市場として確立していこうとする吉田さん、その才覚と達成が、数ある著作のなかでも一番鮮やかに現れた一冊なんじゃないかな なお、本書には際立った特徴がいくつかある。※ 序言やあとがきが一切ない。いきなり始まりいきなり終わる。※ 「ホラー」という語がアンブレラになっている。説明はない。ないままに話がどんどん進む2024/12/01

佐倉

15
空前のホラーブームの中、吉田悠軌がホラーの現在を担うプレイヤーたちと対談したり文章を集めていく一冊。近年魅力的なフェイクドキュメンタリーを企画している大森時生の対談ではいまだ残るテレビの権力性を前提にして「これが地上波に乗ったの?」という驚きを目指しているという話が興味深かった。黒史郎とは語りと文章の怪談の違いについて、かぁなっきと煙鳥は怪談の拡散について、澤村伊智と飯倉義之は小説方面の展開…土俗ホラーと民俗ホラーのニュアンスの違い、昭和20年代が民俗ホラーの舞台となりがちな理由などそれぞれ興味深い。2024/08/23

無重力蜜柑

14
広い意味でのJホラーがここ数年で全盛期に迫る勢いを得つつあるというのは事実だろう。自分はホラー・プロパーではないが、最近のホラーの元気の良さは外にいても伝わってくる。中心にあるのはネット発のモキュメンタリー群だ。『近畿地方~』等のWeb小説や『フェイクドキュメンタリーQ』等のYouTube企画、もっと込み入ったテレビ企画まで。ネットを表現形式として最も巧妙に取り込んだジャンルがホラーだ(なぜSFじゃなかったのか)。本書を読めば、そんなJホラーの最先端の状況が二十世紀からの文脈も踏まえて俯瞰できる。2024/09/29

緋莢

12
吉田悠軌と作家、TVプロデューサー、映画監督らとの対談や、向江駿佑によるホラーゲーム、緑の五寸釘によるホラー漫画についての文章が収録されています。大森時生(テレビ東京プロデューサー)との対談の冒頭は「Aマッソのがんばれ奥様ッソ!」の話でしたが、個人的にはあれはホラーというより、イヤミス寄りかなぁ、と。同じく話題に上がっていた「このテープもってないですか?」は、ホラーだと思いましたが。 「このテープもってないですか?」に関して吉田の「放送局自体がおかしくなっているという設定」に対して(続く 2025/09/18

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