うまれることば、しぬことば

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うまれることば、しぬことば

  • 酒井 順子【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 257p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087880694
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

陰キャ、根暗、映え、生きづらさ、「気づき」をもらった……あの言葉と言い方はなぜ生まれ、なぜ消えていったのか。「ことば」にまつわるモヤモヤの原因に迫る、ポリコレ時代の日本語論。古典や近代の日本女性の歩みなどに精通した著者が、言葉の変遷をたどり、日本人の意識、社会的背景を掘り下げるエッセイ。以下、章題。
・Jの盛衰・「活動」の功と罪・「卒業」からの卒業・ 「自分らしさ」に疲弊して・「『気づき』をもらいました」・ コロナとの「戦い」・「三」の魔力・「黒人の人」と「白人」と・「陰キャ」と「根暗」の違い・「はえ」たり「ばえ」たり・「OL」は進化するのか・「古っ」への戦慄・「本当」の噓っぽさ・「生きづらさ」のわかりづらさ・「個人的な意見」という免罪符・「ウケ」たくて。・「You」に胸キュン・「ハラスメント」という黒船・「言葉狩り」の獲物と狩人・「寂しさ」というフラジャイル・「ご迷惑」と「ご心配」・「ね」には「ね」を

内容説明

「ことば」にまつわるモヤモヤの原因に迫るポリコレ時代の日本語論。

目次

Jの盛衰
「活動」の功と罪
「卒業」からの卒業
「自分らしさ」に疲弊して
「『気づき』をもらいました」
コロナとの「戦い」
「三」の魔力
「黒人の人」と「白人」と
「陰キャ」と「根暗」の違い
「はえ」たり「ばえ」たり〔ほか〕

著者等紹介

酒井順子[サカイジュンコ]
1966年東京生まれ。高校在学中から雑誌にコラムを発表。大学卒業後、広告会社勤務を経て執筆専業となる。2004年『負け犬の遠吠え』で婦人公論文芸賞、講談社エッセイ賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シナモン

139
日本語の変遷をたどるエッセイ。酒井さんの鋭い着眼点と独特の語り口、おおいに楽しませてもらいました。Jポップ、Jリーグ、JR〜平成は「J」化が進んだ時代…言われてみれば確かに!「個人的な意見なのですが」は小学生が教室で当てられた時によく使った「間違ってるかもしれないんですけどー」(確かに使った記憶が笑)の大人バージョンであり、関西における「よう知らんけど」の関東バージョン…なるほど! 言葉はその時代の社会背景を映しながら変化していく。言葉は生きてるんだな〜と実感。面白く興味深い一冊でした。2022/07/28

とん大西

113
面白い!面白いなぁ。私も仕事では文章の読み書きの割合が半分以上。普段から言葉選びには慎重な方ですが…。酒井さんの皮肉と自虐を込めた言葉への想いと矜持、いやぁ、楽しく刺さります(^^)。三密をこきおろした『「三」の魔力』で大いに共感し、『「黒人の人」と「白人」と』で差別意識のファクターをあらためて気づかされ、『「個人的な意見」という免罪符』で自身の言葉選びの拙さに苦笑い。その鋭さと軽妙な書きっぷりに拍手喝采です。(ダ・ヴィンチのエッセイ部門20位に入ってたので、こりゃぁ読まねばと思って即借りてきましたゎ)2022/12/18

しゃが

68
タイトルから生死観のエッセイかと思ったら、言葉から見る世相や環境の変化を語っている。重箱の隅を突いているところもあるが、男女・職場・人権から生きかたまで日本人の意識、社会的背景を鋭く痛烈に掘り下げている。高齢者には辿ってきた過程なので「あるある」で納得でき、興味深い。中村桃子さんの『「自分らしさ」と日本語』とも呼応。「ことば」にまつわる私が抱えていた座り心地の悪さの原因に迫ってくれる。一つのある言葉を生み、消す過程は他者や文化を理解する一つの術となる。(つづく)2022/03/28

とよぽん

65
ことばをめぐる、栄枯盛衰? とにかく面白かった。後半が特に。論も鋭いが、酒井さん独特の言い回し、常体と敬体が混じる展開など、今回も楽しませてもらった。2022/06/10

tetsubun1000mg

54
酒井さんの言葉の選び方と突っ込んだ考察は相変わらず面白い。 私なら聞き流す言葉も昔の人の使いかたや類語などから拡がって今時の使いかた、シチュエーションなど細かく思考して分析していくのが酒井さん流。 結局はずばりと言い切るのではなく先を考えて回りくどい言い方をするのが今時の使いかたのよう。 ここまで考えて言葉を選ぶのは面倒くさそうだが、若い人たちは日常なので違和感はなく流行りの使いかたとし自然と取り込んでいるのだろう。 2023/08/18

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