出版社内容情報
関係者の辞任、起訴が続いて捜査の進展に注目が集まるロシア疑惑。英ガーディアン紙の記者が、騒ぎの発端となった秘密文書の書き手をはじめ、ロシア人の情報源に取材し、内幕を暴いていく。
ルーク・ハーディング[ルークハーディング]
著・文・その他
高取 芳彦[タカトリヨシヒコ]
翻訳
米津 篤八[ヨネヅトクヤ]
翻訳
井上 大剛[イノウエヒロタカ]
翻訳
内容説明
機密文書のリークが発端となった「ロシア疑惑」は、トランプ政権の閣僚、スタッフが次々と辞任、起訴に追い込まれ、大統領本人の聴取をめぐってFBIとトランプ側の攻防が繰り広げられている。そもそも、トランプとロシアが結びつくきっかけは何だったのか、誰が関わっているのか。細かい取材の積み重ねで、複雑なルートが少しずつ明らかになっていく。
目次
歴史の終わり、ではない―1990~2016年 モスクワ‐ロンドン‐ワシントン
やつはちょっとバカなんだと思う―2013~2017年 ニューヨーク‐モスクワ
公開と非難―2017年1月 ニューヨーク、バズフィード本社
ハッキング―2016~2017年 モスクワ、ルビャンカ広場、FSB本部
ミーシャ将軍―2013~2017年 モスクワ‐ケンブリッジ‐ロンドン
うさんくさい連中との付き合い―2004~2017年 ウクライナ
火曜の夜の虐殺―2017年の春から夏にかけて ワシントン
共謀―1984~2017年 モスクワ‐ニューヨーク
隷従―2017年夏 ハンブルグ‐ワシントン
ロシアよりカネをこめて―1984~2017年 ペルミ‐フロリダ‐モナコ‐キプロス‐ニューヨーク
あるドイツ銀行の奇妙なケース―2011~2017年 モスクワ‐ニューヨーク‐フランクフルト
著者等紹介
ハーディング,ルーク[ハーディング,ルーク] [Harding,Luke]
記者、著述家。英紙『ガーディアン』海外特派員として高い評価を受ける。2007年から2011年まで同紙モスクワ支局長を務めた。冷戦終結以降、ソ連・ロシア政府が国外退去処分を下した最初の人物でもある。『スノーデンファイル 地球上で最も追われている男の真実』(日経BP社)、『ウィキリークス アサンジの戦争』(デヴィッド・リーとの共著、講談社)はハリウッドで映画化された。著書は30言語に翻訳されている。ロンドン近郊在住
高取芳彦[タカトリヨシヒコ]
翻訳者。法政大学人間環境学部卒。ニュース記事の翻訳・編集も手がける
米津篤八[ヨネズトクヤ]
英語・朝鮮語翻訳家。早稲田大学政治経済学部卒。朝日新聞社勤務を経て、ソウル大学大学院国史学科修了
井上大剛[イノウエヒロタカ]
翻訳者。大正大学文学部、国際基督教大学教養学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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