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つなぐ力―4×100mリレー銅メダルへの“アンダーハンドパス”プロジェクト

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087814255
  • NDC分類 782.3
  • Cコード C0095

内容説明

陸上競技のトラック種目は、スタートからゴールまで、自分の体を運び、速さを競う。ところが4人で走るリレー競技のみ、体を運ばなくてすむ部分がある。それがバトンだけが移動するバトンパスの距離だ。これが利得距離。胴体は移動することがないので、その距離だけ、お得になる。リレーはバトンパスでお得な距離を稼ぎながら、4人でつないでいく陸上で唯一のチーム競技だ。この本には、日本短距離界の高野進を縦糸に、夢にチャレンジを続けてきた短距離走者が紡いできた物語が沢山詰まっています。

目次

序章 銅メダルの瞬間
第1章 アンダーハンドパスを採用したプロジェクト
第2章 プロジェクトそれぞれの思い
第3章 最初のアンダーハンドパス 01年エドモントン
第4章 03年パリ世界選手権 04年アテネオリンピック
第5章 05年ヘルシンキを経て 07年大阪世界選手権、そして08年北京オリンピック
第6章 銅メダリストそれぞれの思い
第7章 リレーとは何か
終章 羽ばたけ陸上日本男子チーム
付録 データで見る4×100mリレー

著者等紹介

石井信[イシイマコト]
スポーツライター。1950年、札幌市生まれ、一橋大学社会学部卒。報知新聞社、ベースボールマガジン社勤務を経て、フリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かんたろう

1
佐藤多佳子さんの「一瞬の風になれ」を読んでからずっと、この本を読みたいと思っていた。世界でも珍しい400m日本代表のアンダーハンドパスがどのようにして出来上がり北京オリンピックで銅メダルを取ったのか。長期間の取材に基づいた本書は読み応えがあった。ただ、高野進と朝原宣治のどちらかに少しポイントを絞って書いてくれればもうちょっと面白い読み物になっただろうな。ロンドンオリンピックでは日本は結局5位に終わったけど、アンダーハンドパスの伝統はしっかり受け継がれている。2013/08/30

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