内容説明
スロー・スモール・シンプルの快楽。「100万人のキャンドルナイト」を提唱した著者が描く古くて新しい、愉快なエコロジー革命。
目次
100万人のキャンドルナイト
新快楽主義
スローに生きる(時間という幸せと不幸せ;さまざまなお金、デコボコの時間)
足るを知る―エピキュリアン快楽主義
新しい文化を創る人々の群れ―CCとLOHASの潮流
アメリカ型消費社会を超えて―愉しく美しいシンプルライフ
懐かしい未来―美しい日本はどこに
愉しい村をつくろう―オーストラリアに蘇るコモンズ
東北という快楽
いい仕事、愉しい仕事
スローフード、スロービジネス―いのちが歓ぶ仕事
野性という快楽
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読み人知らず
3
引き算の快楽は、覚えると本当に楽しいです^^2008/01/29
Carlos
2
老子の足るを知るは昔からの理想だ。2014/06/22
タケチャン
2
引算は素晴らしい。足して行くことに価値を持っていた私にとって、革命的な本でした。2012/12/28
愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
1
【ココロの琴線に触れたコトバ】元来文化とは、現代社会でこれほどかけ離れてしまったようにみえるふたつの時間枠組みの間に立ってビミョウなバランスを維持する役割を果たすはずのものだったのではないだろうか。産業や商業の時間が「地球、自然、生命の織物」の中に流れる悠久の時間に背いたり、それから大きくそれたりすることがないように、そして人間の営みが生態系という生命のコミュニティーにおいて持続可能なものであるように制御するメカニズム。それが文化という第三の時間組みだったのではないか。2015/11/27