内容説明
どん底の時代に、ぜひ読んでもらいたい戦略ビジネスマンの聖書。「孫子の前に兵書なく、孫子のあとに兵書なし」といわれてきた『孫子』は、戦争のための兵書ですが、人間主義をとっているため、戦時における作戦の事務、部隊の行動など実戦の要領は省かれ、国家・国民の立場から用兵に必要な兵法、状況判断、組織管理、リーダーシップのあり方を述べています。企業の経営者や政治家、スポーツ選手だけでなく、ビジネスマンにも知恵と勇気を与えてくれます。
目次
第1篇 計篇
第2篇 作戦篇
第3篇 謀攻篇
第4篇 形篇
第5篇 勢篇
第6篇 虚実篇
第7篇 軍争篇
第8篇 九変篇
第9篇 行軍篇
第10篇 地形篇
第11篇 九地篇
第12篇 火攻篇
第13篇 用間篇
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MOTO
3
法の無い理不尽な政治と役人と王が地を支配していた時代。 落ち着いて(勝つための)戦略を立てられる『孫子』の戦い方は現代にも普通に通用するんだろうなぁ。2020/05/12
Yuri Mabe
3
著者は大正生まれで、バブル最盛期に初版。まんがはおまけ程度だが、孫子が描いた春秋戦国時代だけを引用しているのではなく、それ以後の歴代国家も例としているところは面白い。それに対し古いビジネス書のような用語が並んでる部分はかなりバブリーで時勢にあわない(別々の解説者?)。基礎知識を簡単に知っておきたいという目的は十分に果たせた。2016/09/09
iijima shinichi
0
孫子ちゃんと読んでみよう2015/05/31
tellme0112
0
漫画家には悪いけど、エッセンスだけを短時間で理解するために読んだ。銀英伝の予習です。各章のリード文だけでもいい。ビジネスに、スポーツに、自分的には囲碁の戦略に使えるなあと思った。2013/06/20
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