「青家」のごはん―会員制おばんざい店の人気の味、いただきます！

青山 有紀【著】

集英社（2013/04発売）

• サイズ A5判／ページ数 143p／高さ 22cm
• 商品コード 9784087806687
• NDC分類 596
• Cコード C2077

出版社内容情報

食べた翌日、なんだか身体がラクになると評判
おばんざいと韓国家庭料理をミックスした味で、知る人ぞ知る人気の店「青家_あおや_」のレシピを初公開。ご飯にもお酒にも合い、疲れた人を元気にさせる。そしていつの間にか自分の料理がランクアップする!

内容説明

食べてくれる人を想いながら作る「青家」のごはん。ご飯にも、お酒にも合う定番ほか、季節ごとの人気の味を初公開。「青家」のおはなし＆親友・大宮エリーとの対談つき。

目次

第１章　定番（鶏の唐揚げ；季節野菜と生麸のたぬき　ほか）
第２章　春（新じゃがと鶏手羽の揚げ煮；塩豚と春野菜のポトフ　ほか）
第３章　初夏（えびしんじょとかぶの炊いたん；えびと枝豆と山いものいそべ揚げ　ほか）
第４章　夏（うざく；きゅうりとささみの梅あえ　ほか）
第５章　秋（きのこと鯛の土鍋蒸し；金目鯛の煮付け　ほか）
第６章　冬（聖護院かぶらのかにあんかけ；地鶏と切り干し大根の香りバター炒め　ほか）

著者等紹介

青山有紀［アオヤマユキ］
「青家」「青家のとなり」代表、またはオーナーシェフ。１９７４年生まれ。京都市出身。大学卒業後、美容業界で仕事をしていたが、２００５年、東京・中目黒の路地裏に「青家」を、２０１０年には京甘味処とおもたせの店「青家のとなり」をオープン。数々の料理レシピ本の出版のほか、テレビ出演や企業の商品開発、レシピ提供、カフェメニュープロデュース、講演会等も行っている。国立北京中医薬大学日本校卒業。２０１０年国際中医薬膳師資格取得（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[kiisuke]

きのう読友さんがおっしゃっていた「勧善懲悪は祈り…」という言葉がこころにのこっていました。手をつかって何かをつくりあげるという作業もまた祈りに似ているような気がします。それが口に入るものであれば尚さら大切にしたいものです。誰かのよろこぶ顔を思い浮かべたり、身体のことを気づかいつつ季節を取り入れた味わいを表現する。清らかな想いでつくられる一皿はきっとこころにもからだにも元気をあたえてくれるのでしょう。丁寧にお料理したくなる一冊。美しい作品ともいえるお料理の写真と、大宮エリーさんとの対談も楽しめました。

2015/08/04

[mai]

ささみチーズカツおいしそう。簡単なものから手の込んだものまで、幅広くレシピが載っていてよかった。季節ごとに分かれているので読みやすかったです。

2017/08/11

[たまきら]

目黒で会員制おばんざい…一見さんお断りみたい、さすが京都人！な～んて思いながら、端正なレシピをほほえましく拝見しました。韓国出身のおじいさんをもつ、京都の人が東京で…。様々な背景の人の家庭料理がとても愛しく思えました。ちょっと調べたら、現在はお店はたたまれて、京都でお仕事をされているようです。文章もとても丁寧で、手を抜かない姿勢が伝わってきて好感が持てました。巨大な聖護院大根がやってきたので、早速真似してみようかな。

2021/02/17

[ケロコ]

【図書館】こんな素敵なお店が出せたら楽しいだろうな。お料理に対する思いがとても真摯で美しくて、食べてみたくなる。一回行ってみたいお店だ。

2017/12/12

[シルク]

むかし宇多田ヒカルさんの歌を、すごいな～と思いながら聴いていた。だって一曲一曲、ガラッと世界が違う。見えてくる風景というのか、与える印象が全く異なる。COLORS、SAKURAドロップス、DEEP LIVER、誰かの願いが叶うころ……。そして一曲一曲、世界観が完成されているというのかね……。驚嘆しながら聴いていた。で（笑）。この本を開いて、思いだされたのは宇多田ヒカルさんのそのこと。一品一品のお料理が、輪郭を持っていて、全く印象が異なる。世界が完成されている。料理でこういうのもあるんね……と惚れ惚れした。

2018/11/25