十津川警部 特急「しまかぜ」で行く十五歳の伊勢神宮

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  • サイズ 新書判/ページ数 194p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087754230
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

野々村は、十五歳で伊勢から東京へ移住。遷宮で湧く伊勢に七十年ぶりに帰郷し、同級生と再会。空襲で行方不明になった友人・加藤のことが話題に……。戦争の記憶が引き起こす殺人! 長編旅情ミステリー。

内容説明

第二次世界大戦中、野々村雅雄は学徒動員で伊勢神宮を守る任務につく。十五歳で終戦を迎えた後、東京へ転居し、大学で古代史を教えて生きてきた。遷宮で沸く伊勢へ七十年ぶりに帰郷し、二人の同級生と再会。一緒に内宮へ参拝した後、空襲で行方不明になったままの同級生・加藤明のことが話題になる。野々村は、加藤の最後の姿を語り始めるが…。悲惨な戦争に翻弄された青春の日々を封印して七十年、久しぶりの帰郷が殺人の惨劇の幕開きに!難事件に挑む十津川警部の名推理。長編旅情ミステリー。

著者等紹介

西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。63年、『歪んだ朝』でオール讀物推理新人賞、65年に『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞を受賞。81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞を受賞し、推理界に不動の地位を築く。2001年「西村京太郎記念館」オープン。2004年日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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みき。

4
十津川警部といえば電車トリックだと思ってたけど、しまかぜに乗ったのは最初だけだしトリック関係ないし、…トラベルミステリー?だった。そしてまさかのやおいにひょ?っとなった。 途中何度も同じ文章というか状況の説明が繰り返されるのはなぜなんだろう…?2015/05/25

たかひー

3
★★ トラベルミステリーと銘打っているけど、その要素はほぼ無し。戦時中の話を書きたくて、それに無理やり現代の事件をくっつけた感じで、犯人を追い詰めるシーンも無ければ、犯行動機や犯人にも納得感なし。2017/07/07

裕由

1
近鉄特急殺人事件に引き続いて、近鉄つながりで手にしてみた。いずれも伊勢神宮がキーワードになっているが、こちらは戦時中の国防と友情がテーマのようだ。時刻表トリックや殺人事件はでてこない。いわゆる西村ワールドとはちょっと趣向が違う感じがして新鮮だった。2021/03/21

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